- 1 1. 自動車保険のチューリッヒ保険の特徴は?徹底解説します!
- 2 2. 自動車保険のチューリッヒ保険の特徴
- 3 3. 自動車保険のチューリッヒ保険の特徴①、母体は有名なZurich Insurance Group Ltd
- 4 4. 自動車保険のチューリッヒ保険の特徴②、数少ない外資系
- 5 5. 自動車保険のチューリッヒ保険の特徴③、約9,500ヶ所の拠点でロードサービスを対応
- 6 6. 自動車保険のチューリッヒ保険の特徴④、指定工場は1,400拠点
- 7 7. 自動車保険のチューリッヒ保険の特徴⑤、My Zurichから経過を確認できる
- 8 8. 自動車保険のチューリッヒ保険の特徴⑥、事故受付後1時間以内に担当が付く
- 9 9. 自動車保険のチューリッヒ保険の特徴⑦、テレマティクス保険にチャレンジしていた
- 10 10. 自動車保険のチューリッヒ保険の特徴⑧、中途採用が活発
- 11 11. 自動車保険のチューリッヒ保険の特徴⑨、事故処理の部署が4拠点
- 12 12. 自動車保険のチューリッヒ保険の「ここがスゴイ」
- 13 13. 自動車保険のチューリッヒ保険(総括)
1. 自動車保険のチューリッヒ保険の特徴は?徹底解説します!
1-1. この記事の目的
この記事ではチューリッヒ保険の特徴を詳しく解説をします。
この記事の目的は3つあります。
- チューリッヒ保険の特徴がわかる。
- チューリッヒ保険の「ここがスゴイ」がわかる。
- チューリッヒ保険で見積もりを取ってみる。
それでは早速みていきましょう。
出島Z
損害保険業界に10年居座り続けてしまった出島Zです。元々は生命保険の営業を行っており、その後某外資系自動車保険会社に入社し、交通事故の査定業務、示談交渉を行なっていました。物損担当者・人身損害担当者を経験し、年間600件以上の交通事故を解決に導いてきました。正確に数えてはいないですが、トータル5,000件以上は確実に示談を行ってきました。損保を2社渡り歩きました。FP資格、損害保険募集人(自動車保険、火災保険、傷害疾病保険)、生命保険募集人、共済募集人、高校教員免許保持者。趣味は音楽鑑賞、作成、DJ、ブログ、インテリア、グラフィックデザインです。
2. 自動車保険のチューリッヒ保険の特徴
チューリッヒ保険の特徴を詳しく解説をしていきます。
まず自動車保険は大きく下記の3つの分類に分けられるのですが、
- 代理店を抱える保険会社
- ネット型保険会社
- 共済
この分類の内、チューリッヒ保険は「ネット型保険」に分類されます。
自動車保険の中では、「ネット型保険」は比較的保険料(掛け金)が安く設定されていますので、チューリッヒ保険も「代理店を抱える保険会社」よりも保険料(掛け金)が安いです。
さらにチューリッヒ保険の特徴を列挙しますと、
- 母体はヨーロッパで有名なZurich Insurance Group Ltd
- 「ネット型保険」で数少ない外資系
- 全国約9,500ヵ所のサービス拠点でロードサービスを対応
- 指定工場は1,400拠点と充実
- ログインMyページから経過を確認できる
- 事故受付け後、1時間以内で担当者から連絡がくる
- ネット型保険でいち早くテレマティクスビジネスにチャレンジしていた(現在は廃止)
- 中途採用を活発的に行う
- 事故処理の部署が全国に4拠点
このような特徴があります。
3. 自動車保険のチューリッヒ保険の特徴①、母体は有名なZurich Insurance Group Ltd
母体はヨーロッパで有名なZurich Insurance Group Ltd
チューリッヒはスイスに拠点を置く保険会社です。
スイスのチューリッヒ市を本拠に1872年に設立され、およそ55,000人の従業員を有し、世界215以上の国と地域で、個人、そして中小企業から大企業までのあらゆる規模の法人およびグローバル企業に、損害保険および生命保険の商品・サービスを幅広く提供している、マンモス保険会社です。
2019年のグループ全体の収入保険料(売上高)は約505億USドル 、つまり日本円で言いますと5兆417億円の売り上げになります。
母体がかなり大きい基盤にある、世界では有名な保険会社です。
4. 自動車保険のチューリッヒ保険の特徴②、数少ない外資系
「ネット型保険」で数少ない外資系
自動車保険では少数派の外資系保険です。
先ほどスイスに本社があるとお伝えしましたが、日本にあるチューリッヒ保険は日本支店ということになります。
外資系であるメリットデメリットに関してですが、日本の法律に則って営業を行っており、過半数以上は日本人が運営を行っている為、その他の日系の自動車保険会社と変わらないですし、消費者が外資系と感じることはほとんどありません。
メリットと言えば、日本のように終身雇用の発想がなく、 積極的に女性の活躍を導入しており、多様性を重要視しており、数字評価の非常に合理的な考え方の会社ですので、社員の人も合理的かつ優秀な人が多いです。
5. 自動車保険のチューリッヒ保険の特徴③、約9,500ヶ所の拠点でロードサービスを対応
全国約9,500ヵ所のサービス拠点でロードサービスを対応
「ネット型保険」の中では、9,000拠点を超えている会社が多いのですが、数で言えば全国47都道府県を9,500拠点でカバーしていますので、十分すぎる拠点数ですね。
もちろんロードサービスはオプションではなく無料で付帯されています。
さらにロードサービスの中身が充実しており、
- レッカー100kmまで無料
- 10Lまで無料で給油
- バッテリー上がりも無料対応
と、国内の自動車保険のすべてと比較しても確かに内容が充実しているのが特徴的です。
6. 自動車保険のチューリッヒ保険の特徴④、指定工場は1,400拠点
指定工場は1,400拠点と充実
全国約1,400か所以上の提携工場があります。
また無料引取りサービス、無料納車サービス、無料代車サービス、修理箇所永久保証があります。
自宅まで事故車を無料で引取りしてくれますし、納車も自宅まで届けてくれて、代車も無料で使用できますので、助かりますね。
また修理をした箇所に不具合が生じれば、こちらも因果関係が認められた場合に限り永久に補償してくれます。
7. 自動車保険のチューリッヒ保険の特徴⑤、My Zurichから経過を確認できる
ログインMyページから経過を確認できる
「My Zurich」と呼ばれる、自分のログインアカウントで事故の経過を確認することができます。
通常は事故の経過報告は電話にて行いますが、チューリッヒ保険の社員があなたのログインページに事故の経過を残してくれるため、わざわざ電話にて事故経過を確認しなくても、あなたの好きな時間に事故経過を知ることができます。
8. 自動車保険のチューリッヒ保険の特徴⑥、事故受付後1時間以内に担当が付く
事故受付け後、1時間以内で担当者から連絡がくる
事故が起きてチューリッヒ保険へ連絡後、1時間以内にチューリッヒ保険の担当者が決まり、あなたに連絡がきます。
チューリッヒ保険では事故の初期対応を一番大切であると考えており、特に力を入れています。
ですので、事故報告してからストレスなくチューリッヒ保険の担当者から連絡がきます。
9. 自動車保険のチューリッヒ保険の特徴⑦、テレマティクス保険にチャレンジしていた
ネット型保険でいち早くテレマティクスビジネスにチャレンジしていた(現在は廃止)
「ネット型保険」の中でもいち早くテレマティクス(「Z-Assist」)を導入していました。
テレマティクス保険についてはググってもらいたいのですが、4.5年前に日本に入ってきた技術でして、自動車に搭載するデバイス(機器)を取り付け、自動車、ドライバーの運転情報を通信システムを介して保険会社に運転データを送るシステムです。
チューリッヒ保険から配布される 「Z-Assist緊急通知機能付ドライブレコーダー(Z-Assist本体)」を車に搭載し、速度などの走行情報と急ブレーキなどの運転特性を記録するもので、スマホのアプリと連動させることで事故時に自動的にチューリッヒ保険の事故受付けに繋がるという画期的な次世代のテレマティクス でした
ちなみに今は廃止されてしまいました。
10. 自動車保険のチューリッヒ保険の特徴⑧、中途採用が活発
中途採用を活発的に行う
チューリッヒ保険は基本的に中途採用がメインです。
2013年から新卒採用を開始したものの、毎年若干名の新卒しか行っておらず、基本的にメインは中途採用です。
また事故対応を行う社員も、過半数以上は他社で事故査定をしてきた熟練の社員を採用しているため、事故対応はしっかりしています。
外資だから対応が対応が悪いということはなく、社内の評価も非常に道理的な評価方法のため、むしろ国内自動車保険よりも道理的に役職も上がっており、上の役職者ほどかなりしっかりとした対応をしてくれます。
11. 自動車保険のチューリッヒ保険の特徴⑨、事故処理の部署が4拠点
事故処理の部署が全国に4拠点
「代理店を抱える保険会社」であれば、各都道府県内に2.3個の拠点を構えていることが多いのですが、「ネット型保険」は47都道府県に2.3拠点しか事故処理を行う部署がありません。
チューリッヒ保険もそれに同じくして、事故処理の拠点は東京、大阪、長崎、富山の4拠点です。
このため、基本的には面談に応じる体制は積極的に行っていません。
(全く面談に応じない訳ではないですが、一定の条件でしか面談は行っていません。)
12. 自動車保険のチューリッヒ保険の「ここがスゴイ」
チューリッヒ保険の特徴をいくつか挙げました。
その中でも特に際立って管理人が良いと思う、チューリッヒ保険の「ここがスゴイ」を紹介します。
- 全国約9,500ヵ所のサービス拠点でロードサービスを対応
- 指定工場が充実
- 中途採用を活発的に行う
全国約9,500ヵ所のサービス拠点でロードサービスを対応
①に関しては、 先ほども説明した通りなのですが、 9,500拠点でカバーしています 。
スゴイのはロードサービスの内容でして、
- レッカー100kmまで無料
- 10Lまで無料で給油
- バッテリー上がりも無料対応
- 修理後の搬送費用を全額サポート
- 事故から24時間までのレンタカー基本料金を負担
- 事故後の帰宅費用を搭乗者分全額負担
- 事故後に帰宅困難の場合、搭乗者分の宿泊費を全額負担( ビジネスホテルクラス )
- 事故後のペットホテル費用(1泊分)、およびペットホテルまでの交通費を負担
- 目的地へ向かうキャンセル代を50,000円まで負担
かなり充実しています。
レッカー搬送100kmと言えば、10万円近くはかかる搬送費です。
事故後の帰宅費用やキャンセル代、宿泊費用を負担してもらえるのはかなり助かりますよね。
そしてペットの宿泊費をサポートする位なので、ロードサービスのレベルの高さがうかがえますね。
まさに外資系の「多様性」を表現させたロードサービスの内容なのかと。
指定工場は1,400拠点と充実
②に関しては、指定工場がかなり充実しています。
全国約310社と1,400ヵ所以上に提携工場があることもそうなのですが、提携している工場にセンスがあります。
多くの車に万能な「ビッグモーター」をはじめとして、外車に強い「ヤナセ」、ニッサンやトヨタ系列の「ディーラー系」工場、その他優良修理工場をほぼ提携工場としています。
またDRPネットワークと言って、全国の修理工場・板金塗装業者のネットワークがあり、こことも提携を結んでいる為、ほど全国の修理工場を網羅していると言っても過言でないです。
修理中の代車は指定工場に頼めば無料で手配してくれますので、これもかなりの特典ですね。
チューリッヒ保険の指定業者に任せれば、本当に安心してきれいに修理が仕上がりますよ。
中途採用を活発的に行う
③に関しては、 先ほども言いましたようにチューリッヒ保険は基本的に中途採用がメインです。
ですので、色んな同業他社の会社からチューリッヒ保険に流れてきています。
査定の部門で言えば、「AIG」の社員が昔は多く、今は無き「アメリカンホーム」の人達が上層部を占めていました。
今は「三井住友海上」、「損保ジャパン」、「あいおいニッセイ同和損保」、「イーデザイン損保」「トラック共済」など多岐に渡る自動車保険の社員がここのチューリッヒ保険に流れてきていますので、外資系だから事故対応が悪いということは一切なく、むしろ他社からの文化やノウハウがかなり蓄積されている為、事故対応は良いです。
手練れのベテラン社員が多く在籍していますので安心して事故対応は任せられますよ。
13. 自動車保険のチューリッヒ保険(総括)
いかがでしたか。
チューリッヒ保険の特徴や「ここがスゴイ」を紹介してきました。
僕は別に チューリッヒ保険の回し者ではありませんが、こうやってみてみますと チューリッヒ保険はかなり良い会社ですね。
チューリッヒ保険にすぐにでも加入したいと思われる方は、僕のおすすめする良質な見積もりサイトからお見積りを取られることをおすすめしますよ!
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