1. コンビニで自動車保険は加入できる?徹底解説します!
1-1. この記事の目的
この記事では「コンビニで自動車保険に加入できるか否か 」について詳しく解説をします。
この記事の目的は2つあります。
- コンビニで自動車保険に加入できるか否かわかる。
- コンビニで加入できる自動車保険の種類がわかる。
それでは早速みていきましょう。
出島Z
損害保険業界に10年居座り続けてしまった出島Zです。元々は生命保険の営業を行っており、その後某外資系自動車保険会社に入社し、交通事故の査定業務、示談交渉を行なっていました。物損担当者・人身損害担当者を経験し、年間600件以上の交通事故を解決に導いてきました。正確に数えてはいないですが、トータル5,000件以上は確実に示談を行ってきました。損保を2社渡り歩きました。FP資格、損害保険募集人(自動車保険、火災保険、傷害疾病保険)、生命保険募集人、共済募集人、高校教員免許保持者。趣味は音楽鑑賞、作成、DJ、ブログ、インテリア、グラフィックデザインです。
2. コンビニで自動車保険は加入できる?
コンビニで自動車保険に加入できるか否かについて解説していきます。
結論から言いますと、加入できる自動車保険と加入できない自動車保険があります。
では加入できる自動車保険は何かと言いますと、
- バイク (126cc~250cc) ・原付の自賠責保険
- 1日保険
この2つになります。
それ以外の自動車保険はコンビニで加入できないことになります。
それ以外の自動車保険とは、
- バイク(250cc超)の自賠責保険
- 自動車の自賠責保険
- 任意保険
などの自動車保険です。
では、詳しく見ていきましょう。
3. コンビニで加入できる自動車保険は自賠責保険(バイク・原付)
原動機付自転車(原付)や軽二輪自動車(126㏄~250㏄)はコンビニで自動車保険の加入を行えます。
自動車保険には
- 自賠責保険(強制保険)
- 任意保険
の2種類があります。
その中でも、自賠責保険(強制保険)に関しては、 原動機付自転車(原付)や軽二輪自動車(126㏄~250㏄) はコンビニで加入することができます。
なぜ原動機付自転車(原付)や軽二輪自動車(126㏄~250㏄)の自賠責保険がコンビニで加入できるかと言いますと、これらのバイクは車検制度がないためと言われています。
車検証の代わりに、 原動機付自転車(原付) は「標識交付証明書」と呼ばれる市町村が発行する証明書が交付され、 軽二輪自動車(126㏄~250㏄) は「軽自動車届出済証」と呼ばれる 運輸支局が発行する証明書が交付されます。
これらの原動機付自転車や、軽二輪自動車 (126㏄~250㏄) の自賠責保険は、コンビニに設置されているマルチコピー機や複合端末で加入・更新することができます。
各端末から、バイクの自賠責保険の手続きメニューに進み、ナンバープレートの番号・車台番号などの必要情報を入力していき、加入手続きを行います。
ちなみに、 原動機付自転車(原付)や軽二輪自動車(126㏄~250㏄) の自賠責保険料の金額ですが、下記の通りです。
車種/保険期間 | 60ヵ月 | 48ヵ月 | 37ヵ月 | 36ヵ月 | 25ヵ月 | 24ヵ月 |
---|---|---|---|---|---|---|
軽二輪 (125cc超250cc以下) | 22,510円 | 19,140円 | – | 15,720円 | – | 12,220円 |
原付 | 16,990円 | 14,690円 | – | 12,340円 | – | 9,950円 |
3-1. コンビニで自賠責保険(バイク・原付)を加入するメリット
コンビニで自賠責保険(バイク・原付)を加入するメリットとしては、24時間365日手続きができ、即日で自賠責保険証明書とステッカー(保険標章)を受け取ることができることです。
いつでも加入できるため、時間にゆとりのない人でもかなり便利です。
- 24時間365日加入できる
- 家の最寄りで加入できる
- 即日でお自賠責保険証明書とステッカー(保険標章)を受け取れる
4. コンビニで加入できる1日自動車保険
自動車保険の1日保険とは、他人の車を借りて運転する際に加入する任意保険になります。
言葉の通り「1日だけ自動車保険に加入できる」サービスなのですが、コンビニで加入することができます。
ちなみに1日保険は3つのプランを選べるのが特徴です。
- 車両保険なし
- 車両保険あり(車両保険免責15万円)
- 車両保険あり(車両保険免責10万円)
1日保険は 自身の車で加入できないのでご注意ください。
加入できるのは、あくまでも他人の車になります。
この1日自動車保険ですが、どのようなシーンで加入するかと言いますと、
- 「家族の車」や「友人の車」で自身が運転したら免責(保険適用外)になる時
- 他人の車の等級を下げたくない時
に加入します。
自動車保険は、契約上、限られた運転者しか保険適用ができないようになっているのですが、あなたが「家族」や「友人」の車を運転者する際に、保険適用がされない場合や、その車の等級を下げないために、1日保険に加入します。
さらに、各コンビニが扱っている1日保険の保険会社ですが、
になります。
詳しくは、僕が以前書いた1日保険の記事を参照してみてください。
1.自動車保険を1日だけ加入できる?おすすめの1日保険を解説します! ロボ吉 出島Zさん、1日保険ってどんな保険っタイ? 出島Z その名の通り、1日だけ単発で加入する保険だよ。 ロボ[…]
5.コンビニで加入できる自転車保険
コンビニでは、自転車保険も加入することができます。
最近では、全国の各自治体で自転車保険の義務化が進んでいます。
特に最近の判例を見ても、自転車には厳しい判決を下している裁判も多くなってきました。
そのため、いつでもどこでも加入できるようにコンビニで加入できるよう自動車保険各社が販売を行っています。
この自転車保険もコンビニに設置されているマルチコピー機や複合端末で加入・更新することができます。
各コンビニが扱っている自転車保険の保険会社ですが、
になります。
僕が以前書いた記事に、自転車保険のことを詳しく書いたものがありますので、自転車保険のことについて知りたい方は、こちらの記事を参照ください。
ロボ吉 出島Zさん、自転車に乗るときは自転車保険に入っておかないといけないっタイ? 出島Z 自転車保険を義務化にしている自治体があって、そういう地域に住んでいれば必ず加入しておかないといけないよね。 &nbs[…]
6. コンビニで自動車保険料を支払うこともできます
任意保険に関しては、コンビニにて加入することはできないのですが、任意保険の保険料(掛け金)をコンビニで支払うことはできます。
任意保険の決済方法ですが、現在はたくさんの決済方法があります。
決済方法はおおよそ7つあります。
クレジットカード決済により保険料を支払う方法です。クレジットカードの機能である一括払いと分割払いから選ぶことができます。保険契約時に保険会社の一括払いを選択した場合でも、クレジットカードの分割払いを利用すれば、手数料は多めにかかりますがカード指定口座から分割で引き落とされます。
現金を代理店窓口や保険会社の窓口にて支払う方法です。 支払い方法は一括払いと分割払いから選ぶことができます。 またネット型保険会社の場合、窓口での現金支払いをそもそも行っていないところもあります。
指定の口座から保険料が引落される支払い方法です。「銀行引落し」と言われたりしますね。保険会社が定めた引き落とし日に、保険契約者名義の銀行預金口座から保険料の振替を行う方法です。
保険会社が定めた指定口座に保険料を振り込む方法です。利用する金融機関にごとで、振込手数料が異なります。
各コンビニの専用端末から保険料を支払う方法です。受付番号をもらい、受付番号を各コンビニエンスストアの端末で処理し、支払う方法ですね。24時間いつでも都合のよい時に支払うことができます。 手数料は保険会社が負担する会社が多かったりします。
保険会社が発行する払込票を使い保険料を支払う方法です。 銀行、郵便局、コンビニで払込票から保険料を支払います。 コンビニエンスストアですとバーコードをスキャンして支払いますので、若干コンビニエンスストア払とは意味合いが異なってきますので、別枠にしました。
インターネットを介した銀行取引で保険料を支払う方法です。 現在ではスマートフォンアプリを介しての、インターネットバンキングが主流になってきていますね。
意外と自動車保険料の決済方法はたくさんあります。
僕は任意保険に関しては、クレジットカードを提唱する派ですが、クレジットをお持ちでない方は、コンビニ払いも24時間決済ができますので、是非おすすめします。
ちなみに、クレジットカードが良い理由は以前記事で書きましたので、是非こちらを参照ください。
1. 自動車保険はクレジットカードで決済した方が良い?解説します。 ロボ吉 出島Zさん、自動車保険ってクレジット払いはできるト? 出島Z できるよ。 出島Z 今ははぼすべての保険会[…]
コンビニで自動車保険は加入できる?(総括)
いかがでしたか?
コンビニでは加入できる自動車保険と加入できない自動車保険がありましたね。
では加入できる自動車保険は何かと言いますと、
- バイク (126cc~250cc) ・原付の自賠責保険
- 1日保険
この2つでした。
それ以外の自動車保険はコンビニで加入できないことになります。
それ以外の自動車保険とは、
- バイク(250cc超)の自賠責保険
- 自動車の自賠責保険
- 任意保険
などの自動車保険でしたね。
特に原動機付自転車(原付)や軽二輪自動車(126㏄~250㏄)の自賠責保険はコンビニで加入した方が、かなり便利であることを解説してきました。
また、自転車保険もコンビニで取り扱っているため、まだ自転車保険に加入していない人もコンビニで加入することをおすすめします!
ぜひ、原動機付自転車(原付)や軽二輪自動車(126㏄~250㏄)の免許を取得した際は、コンビニで加入手続きを行ってみてくださいね。