自動車保険会社に長年勤めていた管理人が、自動車保険や交通事故について、今まで世に語られることのなかったお得情報を公開しています。無料のご相談も承っています。ぜひご利用ください。

自動車保険のアプリってどんなものがあるの?徹底解説します!

1.自動車保険のアプリってどんなものがあるの?徹底解説します!

ロボ吉
出島Zさん、自動車保険のアプリってどんな事ができるっタイ?
 
出島Z
自動車保険のアプリでは、①事故をした時の受付や、②車が故障した際のロードサービスの要請ができるよ。
ロボ吉
それだったらアプリを使わなくても、電話でできるバイ?アプリでするメリットはあるっタイ?
 
出島Z
アプリのボタン一つで、GPSで事故現場を保険会社にデータで飛ばしてくれたり、衝撃を察知して、事故受付センターから契約者へ電話をもらえたりするよ。
ロボ吉
そ、そげなことができるっタイね!!
 
出島Z
時代は進んでるからね。
 
出島Z
あとは運転診断とかもできるよ。
ロボ吉
運転診断なんかしてどないなるトね?
 
出島Z
自分の「運転力」が点数でわかるんだ。加速・減速の安定性やコーナリングの安定性とかをポイントで採点されて、総合点や個別の評価を見ることができたりするよ。
 
出島Z
保険会社によっては、そのポイントの評価を保険料(掛け金)に反映させられるところもあるしね。
ロボ吉
そんなにアプリは進んでいるっタイね!
 
出島Z
そうなんだよ。じゃあ今日は自動車保険のアプリを解説していくよ!

2.自動車保険のアプリで出来る事

まず結論から言いますと、 自動車保険のアプリで出来る機能は保険会社によって異なります。

ただし、どこの保険会社で共通していることが2つあります。

それは

  1. 事故受付
  2. ロードサービス要請

の2つの機能です。

なぜこの2つは保険会社間で共通しているのかといいますと、自動車保険は事故が起こった際に効力を発揮します。

事故が起こった際の保険金の請求に直結しているアプリでないとアプリを作る意味がそもそもないのですね。

なので、まずは事故が起こった際の事故報告やロードサービスに直結している機能は必ずついています。

あとはそれぞれの保険会社独自の機能を付帯させ、より便利に使いやすいようアレンジされています。

それでは、各社のアプリの解説をしていきます。

この記事を書いたサイト管理人について
出島Z

損害保険業界に10年居座り続けてしまった出島Zです。元々は生命保険の営業を行っており、その後某外資系自動車保険会社に入社し、交通事故の査定業務、示談交渉を行なっていました。物損担当者・人身損害担当者を経験し、年間600件以上の交通事故を解決に導いてきました。正確に数えてはいないですが、トータル5,000件以上は確実に示談を行ってきました。損保を2社渡り歩きました。FP資格、損害保険募集人(自動車保険、火災保険、傷害疾病保険)、生命保険募集人、共済募集人、高校教員免許保持者。趣味は音楽鑑賞、作成、DJ、ブログ、インテリア、グラフィックデザインです。

3.自動車保険のアプリを導入している保険会社

アプリを導入している保険会社を案内します。

基本的なアプリの機能と独自の機能を簡単に紹介します。

 保険会社アプリ名基本機能独自の機能
イーデザイン事故現場コール

「事故報告」
「ロードサービス要請」

「セコム事故現場急行サービス」

ソニー損保

①トラブルナビ

②給油メモ

「事故報告」
「ロードサービス要請」

「メモ機能」
「写真撮影」
「音声録音」
「セコム事故現場急行サービス」
「給油メモ」

JA共済くるまのミカタ

「事故報告」
「ロードサービス要請」

「写真転送」
三井ダイレクト 三井ダイレクト損保アプリ
2019年10月開始(予定)
「事故報告」
「ロードサービス要請」

「ドライブ診断」
「ドライブ適正診断」
「渋滞学検定」
「三井ダイレクト損保クラブオフ」
「三井ダイレクト損保スマイル基金」
「契約確認・継続手続き」

セゾン自動車つながるアプリ
(2020年6月30日に終了)
「事故報告」
「ロードサービス要請」
(つながるボタン)

「ALSOK隊員の要請」
「運転診断」
「エコドライブ判定」
「危険挙動」
「走行マップ」

SBI損保「LINE」の公式アカウント「事故報告」
「ロードサービス要請」
 「LINE」の公式アカウントを利用する
アクサダイレクトYouDrive 

「ドライブ診断」
※車載デバイスと連携

東京海上日動火災モバイルエージェント「事故報告」
「ロードサービス要請」
「写真撮影」
「メモ機能」
「事故経過確認」
「 保険証券登録」
「代理店登録」
あいおいニッセイ同和損保①サポNavi
②タフ・見守るクルマの保険
⓷タフ・つながるクルマの保険

 

「事故報告」
「ロードサービス要請」

「安全運転支援アラート」
「運転診断」
「緊急自動通報サービス」
「安否確認」

損保ジャパン日本興亜 ポータブルスマイリングロード「事故報告」

「ナビ(ナビタイムと提携)」
「運転診断」
「全国ランキング&メダル」
「プレゼント応募」
「安全運転割引」

三井住友海上

①スマ保
②スマ保『運転力』診断

「事故報告」
「ロードサービス要請」

「契約確認・変更」
「代理店連絡」
「事故サポート」
「ネットで加入できる保険」
「海外旅行ナビ」
「安全運転チェッカー」

日新火災

ドライイビングサポート24

「事故報告」
「ロードサービス要請」
 
  • AIG損保
  • セコム自動車
  • チューリッヒ
  • 全労済 
  • Chubb保険  
  • 楽天損保

4. 自動車保険のアプリ(イーデザイン損保)

イーデザイン損保のアプリを紹介します。

基本機能の 「事故報告」は保険会社の事故受付センターへ連絡する機能です。

GPS機能とアプリを連結させており、アプリ上の事故報告ボタンを押せば、「走行できる」か「走行でない」を選択でき、保険会社の事故受付センターorロードサービスの電話番号へ繋がり、事故現場の情報を保険会社へ提供できる機能がついています。

基本機能の 「ロードサービス要請」は、エンジントラブルやタイヤパンクなどのトラブルが発生した際に、アプリ上でロードサービスを要請できる機能です。

これもGPS機能がついており、トラブルの起こった場所をボタン一つでロードサービスへ連携できるようになっています。

独自の機能としては、交通事故の場合、セコムを要請するか否かを任意でチェックボックスにて選択出来るようになっています。

イーデザイン損保 ホームページより引用https://www.edsp.co.jp/service/service_022/

5. 自動車保険のアプリ(ソニー損保)

ソニー損保のアプリを紹介します。

基本機能の 「事故報告」は保険会社の事故受付センターへ連絡をする機能です。

怪我人がいるか否かの選択をし、事故形態の選択を行い、事故マニュアルの画面上で保険会社にワンクリックで電話を行えるようになっています。

GPS機能とアプリを連結させており、アプリ上に事故現場の住所が反映されてるようになっています。

基本機能の 「ロードサービス要請」は、エンジントラブルやタイヤパンクなどのトラブルが発生した際に、アプリ上でロードサービスを要請できる機能です。

ロードサービス画面をクリックするだけで、現在地を表示でき、 ワンクリックでロードサービスに電話を行えるようになっています。

独自の機能としては、「メモ機能」「写真撮影」「音声録音」「セコム事故現場急行サービス」があります。

「メモ機能」は、事故現場住所、日時、相手の名前、住所、電話番号、怪我の有無を入力でき、そのまま保険会社へ送信できるようになっています。

「写真撮影」は、アプリ上で車の損害箇所や事故現場を撮影し、保険会社へ転送できるようになっています。

「音声録音」 は、メモ書きが難しい際に、音声を携帯電話で行える機能です。 録音後に保険会社へ転送できるようになっています。

「セコム事故現場急行サービス」 は、アプリ上にて行う必要はないのですが、事故報告を済ませた後に、セコム隊員が駆け付けるサービスになります。

またソニー損保には「給油メモ」というアプリもあります。

これは燃料チェックは、給油日、給油量、料金等を記録することで、直近の燃費平均の燃費を自動計算できます。

ソニー損保 ホームページより引用
https://app.sonysonpo.mobi/capp030.html
https://app.sonysonpo.mobi/capp032.html

6. 自動車保険のアプリ(JA共済)

JA共済のアプリを紹介します。

基本機能の 「事故報告」は保険会社の事故受付センターへ連絡する機能です。

GPS機能とアプリを自動連結させており、アプリ上の事故報告ボタンを押せば、「走行できる」か「走行でない」を選択し、その後にアプリ上で「写真を撮影する」「写真を撮影をしない」を選択できます

「走行できる」 を選択した場合は、保険会社の事故受付センターの電話番号へつながり、 「走行でない」 を選択した場合はロードサービスの電話番号へ繋がります。

アプリ上の「ロードサービス要請」をボタンを押せば、アプリ上で「写真を撮影する」「写真を撮影をしない」を選択でき、 ロードサービスの電話番号へ繋がります。

基本機能の 「ロードサービス要請」は、エンジントラブルやタイヤパンクなどのトラブルが発生した際に、アプリ上でロードサービスを要請できる機能です。

独自の機能としては、交通事故や車両トラブルでも、 ロードサービスへ写真を転送できるところです。

※JA共済事故受付センターに位置情報やトラブル状況の画像を送信することはできません。

JA共済 ホームページより引用
https://www.ja-kyosai.or.jp/gokeiyaku/guide_car/mikata/

7. 自動車保険のアプリ(三井ダイレクト)

基本機能の 「事故報告」は保険会社の事故受付センターへ連絡する機能です。

ワンクリックで事故受付センターへ繋がるようになっています。

基本機能の 「ロードサービス要請」は、 ワンクリックでロードサービスへ繋がるようになっています。

独自の機能としては、「ドライブ診断」「ドライブ適正診断」「渋滞学検定」「三井ダイレクト損保クラブオフ」「三井ダイレクト損保スマイル基金」「契約確認・継続手続き」 があります。

「ドライブ診断」 は車の急制動や衝突を検知して、その前後の映像を自動的に録画・保存します。

加速・減速の安定性やハンドル操作の安定性など5つのポイントで採点され総合点や個別の評価をみることが出来ます。

急ブレーキや危険を察知した場所が地図上にアイコンで表示させることも可能です。

「ドライブ適正診断」は運転傾向を分析・診断し、運転者の長所や短所、運転傾向を「見える化」します。

20問の質問によりドライブ適性診断結果がわかります。

「渋滞学検定」 は渋滞学に対する理解度を全10問の3択形式で検定することができます。

「三井ダイレクト損保クラブオフ」 は三井ダイレクトの契約者がご用できるサービスです。

宿泊施設やレジャー施設等国内外で20万ヶ所以上の優待対象施設を特別割引価格で利用することができます。

「三井ダイレクト損保スマイル基金」 は三井ダイレクトの契約者が各団体へ寄付金をする団体を投票する機能です。

「契約確認・継続手続き」は 契約内容の確認・継続手続きの際に、アプリから簡単に契約者ページへ移動するようになっています。

三井ダイレクト損保 ホームページより引用
https://www.mitsui-direct.co.jp/app/

8. 自動車保険のアプリ(セゾン自動車)

セゾン自動車のアプリを紹介します。

セゾン自動車は、 ALSOK隊員が事故現場にかけつけるサービスを売りにしています。

またアプリと連携させている「つながるボタン」のキットが 契約後10日程度で届きます。

「つながるボタン」を車に設置し、事故にあったらボタンを押し、 ボタンが押されるとBluetooth経由でアプリが事故発生を認識し、アプリが作動する仕組みになっています。

あとは事故受付センターかロードサービスを選び、ワンクリック電話ができるようになります。

独自の機能としては、 「ALSOK隊員の要請」「運転診断」「エコドライブ判定」「危険挙動」「走行マップ」 があります。

運転診断」はアクセル、ブレーキ、ハンドル操作などの運転特性をドライブスコアとして確認することができます。

「エコドライブ」はゆっくりとアクセルを踏み込んだ割合、ゆっくりとブレーキを踏み込んだ割合からエコドライブ判定を行います。

危険挙動」は急発進、急ブレーキ、急ハンドルの回数を表示し、事故の危険性に対する気づき(ヒヤリ・ハット)を促します。

走行マップ」はその日の運転した経路や、危険挙動が発生した場所を地図で確認することができます。

セゾン自動車保険 ホームページより引用
https://www.ins-saison.co.jp/otona/tsunagaru/guide/

9. 自動車保険のアプリ(SBI損保)

LINEでの事故受付ご利用の流れ

SBI損保のアプリを紹介します。

「LINE」の公式アカウント上にて、自動車保険の事故受付をLINEのトークで行うことができるLINEでの事故受付を2019年1月17日より開始しました。

LINEのトーク上で簡単に事故状況を報告いただけるだけでなく、事故で損傷した車の損害や事故現場の写真や位置情報等を送信することも可能です。

SBI損保のホームページより引用 https://www.sbisonpo.co.jp/company/news/2019/0118.html

10. 自動車保険のアプリ(アクサダイレクト)

アクサダイレクトのアプリを紹介します。

アクサダイレクトのアプリには「事故報告」「ロードサービス要請」の機能がありません。

「YouDrive」は、より良い安全運転習慣を身につけるためのアプリとしてのぅ役割をコンセプトにしています。

独自の機能としては 「特性データ収集」「安全運転診断」「運転特性データ」「メダル・バッジ」「ランキング」が行えます。

「特性データ収集」はドライブでのアクセル操作やブレーキ操作などのトラッキングポイントにおいて、運転の得意・不得意を分析するために運転特性データを収集します。

「安全運転診断」はアクセル操作、ブレーキ操作、進路変更/コーナリングやスピードに関する安全運転診断を実施します。トラッキングポイントごとに点数が表示されドライブ履歴とともに表示・保存されます。

「運転特性データ」は地図上のドライブルート(履歴)にアクセル、ブレーキングなど急操作が行われた地点がマークされます。この運転診断をもとに滑らかな安全運転を心がけることができ、運転技術や燃費の向上につながります。

「メダル・バッジ」は運転技術レベルの表示、ゲーム感覚でメダルやバッジを獲得することができます。

「ランキング」 は安全運転スコアのランキング表示ができ、ユーザー全体ランキングや家族、友人でのランキング表示も可能です。

アクサダイレクト ホームページより引用
https://www.axa-direct.co.jp/telematics/startup/

11. 自動車保険のアプリ(東京海上日動火災)

東京海上日動火災のアプリを紹介します。

東京海上日動火災のアプリは、事故専用のアプリではなく、他の保険も同じアプリ内にて管理できる仕様になっています。

自動保険の他に、「すまいの保険」「からだの保険」「その他の保険」の4つをアプリ内にて操作できます。

基本機能の 「事故報告」は保険会社の事故受付センターへ連絡する機能です。

GPS機能とアプリを連結させており、アプリ上に事故現場の住所を保険会社へ連携できます。

基本機能の 「ロードサービス要請」は、エンジントラブルやタイヤパンクなどのトラブルが発生した際に、アプリ上でロードサービスを要請できる機能です。

ロードサービス画面をクリックするだけで、現在地をロードサービスに連携できるようになっています。

独自の機能としては 「写真撮影」 「メモ機能」 「事故経過確認」「 保険証券自動登録」「 代理店登録 」の機能があります。

「写真撮影」 は事故現場、車の損害等の写真をアプリ内で収め、保険会社の担当者へメールにて転送できるサービスです。

「メモ機能」は事故住所や日時、相手方情報の詳細を保存できる機能です。

「事故経過確認」は保険会社の担当者の現在の事故対応状況を確認することができる機能です。

「 保険証券自動登録」は東京海上日動火災の契約はもちろん、他社で契約している自動車保険や生命保険、火災保険の証券をアプリにて管理できるシステムです。

「 代理店登録 」は付き合いのある代理店を登録できるシステムです。またワンクリックで登録した代理店に電話やメールを行うことができます。

東京海上日動火災 ホームページより引用
https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/app/

12. 自動車保険のアプリ(あいおいニッセイ同和損保)

あいおいニッセイ同和損保のアプリを紹介します。

あいおいニッセイ同和損保には3つのアプリがあります。

  1. サポNavi
  2. タフ・見守るクルマの保険
  3. タフ・つながるクルマの保険

今回は①の「サポNavi」のみを解説したいと思いますが、3つのアプリの違いは、②③はテレマティクス保険を加入した方のみが使用できるアプリになります。

②の「タフ・見守るクルマの保険」は①の「サポNavi」の上位クラスのアプリです。

③の「タフ・つながるクルマの保険 」は あいおいニッセイ同和損保指定のカーナビを使用しアプリと連動させる、最新型のテレマティクス保険です。

①の 「サポNavi」 基本機能の 「事故報告」は保険会社の事故受付センターへ連絡する機能です。

GPS機能とアプリを連結させており、アプリ上に事故現場の住所を保険会社へ連携できます。

基本機能の 「ロードサービス要請」は、エンジントラブルやタイヤパンクなどのトラブルが発生した際に、アプリ上でロードサービスを要請できる機能です。 出動業者の手配が完了すると、出動車両の接近情報(現在地と到着予定時刻など)を確認できます。

ロードサービス画面をクリックするだけで、現在地をロードサービスに連携できるようになっています。

独自の機能としては 「事故緊急通報サービス」 「運転力診断」 「事故防止カーナビ」 「 移動手段・宿泊施設検索 」 「ライフサポート」 の機能があります。

「事故緊急通報サービス」は事故により車に一定の衝撃が加わった場合に表示されるボタンをタッチするだけで、保険会社のヘルプネットセンターヘつながります。 専門のオペレータが運転者に代わって、警察・消防を要請し、ロードサービスデスクに取り次ぎます。

「運転力診断」は車の急制動や衝突を検知して、その前後の映像を自動的に録画、保存します。 同時に運転傾向を分析、診断します。

「事故防止カーナビ」は出発地と目的地を設定すれば、ルートを案内し、地図上に事故多発ポイントが表示されます。

「 移動手段・宿泊施設検索 」はタクシー、レンタカー、宿泊施設を検索できます。

「ライフサポート」は乗換案内、天気予報、地震・津波情報、台風・大雨洪水情報、病院検索、コンビニ検索、防犯シグナルなどの機能があります。

「ドライブサポート」は駐車場検索、ガソリンスタンド検索、居眠り撃退ボイス ご契約者専用サービス ベテランドライバーサポートなどの機能があります。

あいおいニッセイ同和損保 ホームページより引用
https://www.aioinissaydowa.co.jp/corporate/service/sp_app/

13. 自動車保険のアプリ(損保ジャパン日本興亜損保)

基本機能の 「事故報告」は保険会社の事故受付センターへ連絡する機能です。 スマートフォン内蔵のGPSを使い、トップ画面の「事故連絡」からアプリの画面上で現在地(住所)を確認することができますが、GPSによる現在地の自動通報はできません。

また他社でついている 「ロードサービス要請」は、損保ジャパン日本興亜のアプリでは存在しません。

直接電話にてロードサービスを要請する必要があります。

独自の機能としては 「ナビ(ナビタイムと提携)」「 事故多発地点アラート 」「 リアルタイムドライブ情報 」「運転診断」「全国ランキング&メダル」「プレゼント応募」「安全運転割引」 の機能があります。

「ナビ(ナビタイムと提携)」は、ナビタイムと提携したNaviを使用することができます。

ナビタイムの最新ナビルートに独自の安全ルートを加えた「高速・無料・距離・ECO・安全」の5種類から、ドライブの目的に応じた最適なルートを選択できます。

「事故多発地点アラート」は、 損保ジャパン日本興亜が保有する事故データを活用し、事故多発地点の500m手前で音声通知します 。

「リアルタイムドライブ情報」は ナビタイム提供の渋滞情報や駐車場の満空情報、ガソリンスタンドの価格、さらには正確な到着時刻予測まで、ドライブに役立つリアルタイム情報を届けます。

「運転診断」は、 自身の運転を診断・採点することができます。アクセル、ブレーキ、ハンドリング、エコの4項目の評価で自分の運転傾向を確認しながら、日々の運転の振り返りができます。

「全国ランキング&メダル」 は、運転診断の結果によって全国ランキングの上位に入ったり、メダルがもらえたりするなど、楽しみながら安全運転やエコドライブに取り組むことができる機能です。

「プレゼント応募」 は、運転診断の結果に応じ貯まるマイル(ポイント)で、プレゼントに応募できます。

「安全運転割引」 は、契約の等級が6(S)等級または7(S)等級となる場合で、記名被保険者が安全運転割引チャレンジにエントリーし、「運転診断」を実施していたときは、その運転履歴に基づき算出されたスコア※1に応じて、「安全運転割引」※2として保険料を割り引きされます。 (最大20パーセント引き)

損保ジャパン日本興亜損害保険 ホームページより引用
https://www.sjnk.co.jp/valuable/

14. 自動車保険のアプリ(三井住友海上)

三井住友海上には2つのアプリがあります。

  1. スマ保
  2. スマ保『運転力』診断

基本機能の 「事故報告」は保険会社の事故受付センターへ連絡する機能です。

「スマ保」から「緊急時ナビ」を起動して、「事故」か「故障」を選びます。

ワンクリックで事故受付センターへもしくは取引代理店へ連絡が繋がるようになっています。

基本機能の 「ロードサービス要請」は、 ワンクリックでロードサービスへ繋がるようになっています。

スマートフォンのGPS機能により表示された故障時の位置情報や自分の証券番号などが、ロードサービスに送信され、レッカーけん引サービスをスムーズに受けることができます。

独自の機能としては 「契約確認・変更」「Myエージェント」「事故サポート」「海外旅行ナビ」「安全運転チェッカー」 の機能があります。

「契約確認・変更」は契約の一覧や補償内容など、保険情報を確認できます。

「Myエージェント」 は 代理店の連絡先や営業時間などをすばやく確認することができます。

「事故サポート」は 電話やインターネットで保険会社に連絡ができます。

また、スマートフォンで撮影した損害物や事故現場などの写真・動画を保険会社に送信できるほか、自動車事故の対応状況を確認できます。

「海外旅行ナビ」 は海外旅行で役立つ便利な機能を多数搭載するほか、海外旅行保険「ネットde保険@とらべる」の契約者専用サービスの内容・連絡先を確認できます。

電話番号やメールアドレスをタップすると、アプリが起動し、代理店へ連絡することができます。

「安全運転チェッカー」は運転適性をゲーム感覚で手軽にチェックすることができるコンテンツです。

スマ保『運転力』診断

「スマ保『運転力』診断」は、運転の傾向を診断・採点することや、運転状況を記録・確認することで、より安心な運転をサポートする、アプリです。

「スマ保『運転力』診断」 には 「運転力診断」「ドライブレコーダー機能」「eco安全ドライブ診断機能」「運転注意アラート機能」 の機能があります。

「運転力診断」はダッシュボードに設置した車載キットにスマートフォンを取り付けます。

加速・減速の安定性やコーナリングの安定性などの5つのポイントで採点され、総合点や個別の評価を見ることができます。

「ドライブレコーダー機能」 は急ブレーキや危険を検知した場所が地図上にアイコンで表示され、危険時の映像を確認することで運転力の向上を促し、万が一の事故時にも状況記録として役立てられます。(ドライブレコーダー付『運転力』診断ボタンを選択した場合のみ)

「eco安全ドライブ診断機能」は ecoドライブ度を診断する機能です。『運転力』診断を行うことで同時に診断可能です。

ランキングを表示することで、ecoドライブ度を客観的に確認することができます。

「運転注意アラート機能」は 事故多発地点(当社の事故情報等から作成)に接近していることを音声によりお知らせをもらえます。

また、ウェザーニューズ社提供の台風、大雨、大雪等の荒天情報に基づいた運転注意アラート(プッシュ通知)が事前に配信されます。

三井住友海上火災 ホームページより引用
https://www.ms-ins.com/sumaho/

15. 自動車保険のアプリ(日新火災)

基本機能の 「事故報告」は保険会社の事故受付センターへ連絡する機能です。

GPS機能とアプリを連結させており、アプリ上に事故現場の住所を保険会社へ連携できます。

基本機能の 「ロードサービス要請」は、エンジントラブルやタイヤパンクなどのトラブルが発生した際に、アプリ上でロードサービスを要請できる機能です。

日新火災海上 ホームページより引用
https://www.nisshinfire.co.jp/company/mobile.html

16. 自動車保険のアプリのメリット

アプリを使用するメリットは、大きく3つあります。

メリット1

1つ目は初期処理を迅速に済ませられる事です。

基本的なアプリの機能である事故報告とロードサービス要請は、本来は電話にて保険会社へ連絡し、事故現場の連携やロードサービスへの連絡を行いレッカーを要請しなければなりませんが、アプリの場合、GPSがアプリに連携されていますので、ワンクリックで事故現場を報告し、ロードサービスを要請する事が出来ます。

事故直後は、車を隅にどけたり、警察を手配したり、人命を救助したり、周りの目撃者と連絡先を交換したりなど、やる事が山ほどあります。

そんな事故処理で慌ててしまっている中、ワンクリックで保険会社へ事故報告とロードサービス要請(レッカー要請など)が完了する事はまさに時短であり驚異的な事なのですね。

メリット2

2つ目は運転技術を向上できる事です。

運転診断を行なっているアプリに限るのですが、運転診断はあなたの運転技術を数値で把握し、より安全な運転技術を身につける事を目的としています。

運転診断を行い、安全運転を心がける事で、あなた自身の運転の技術がスキルアップし、あなた自身の安全にも繋がります。

なぜ運転診断のようなものが出来たかと言いますと、テレマティクス保険という、今トレンドの技術を保険会社同士で競い合っている事もありますし、安全運転を促進させる事が強いては保険会社の損害率を下げ、保険金支払いを抑え、利益を出せることもあり、運転技術の向上は様々な保険会社の課題としているのです。

メリット3

3つ目は保険料が安くなる事です。

アプリで運転診断を点数化しており、その結果が保険料(掛け金)へ反映させている保険会社に限るのですが、この運転診断の点数がよければ、最大で保険料が20%も安くなる事もあります。

17. 自動車保険のアプリを導入している保険会社に入るべき?

アプリのない自動車保険よりはアプリのある自動車保険に加入すべきです。

理由は3つあります。

理由その1

1つ目はアプリを使用することによって、事故の初期処理が円滑に済み、運転技術が向上し、保険料(掛け金)が安くなる可能性があるからです。

上記で書きましたアプリのメリットを受けることができるからですね。

理由その2

2つ目はアプリを導入している自動車保険は、自動車保険に力を入れている証拠になるからです。

何故アプリを導入している保険会社が自動車保険に力を入れている事になるのかといいますと、アプリの開発には多額の資金を投入しないといけません。

何千万や何億の単位で開発費が必要になります。

損害保険会社には、自動車保険の他に、火災新種、住宅、 企業保険 と言われる他の分野の保険もあるのですが、自動車保険でアプリ開発ができるという事は、保険会社として自動車保険に予算を組むことが出来る体制が整っている事を意味しています。

自動車保険の分野で今後も収益の見込みがあるということになります。

保険料収入も増えるという事は、保険会社の契約件数も増え、サービスの向上に繋がるという相乗効果が見込まれる可能性があるのですね。

アプリを開発していない会社よりは倒産や撤退の可能性が低いと考えても良いと思います。

理由その3

3つ目はアプリを導入している保険会社はユーザー目線だからです。

世の中にスマートフォンが普及し、様々なサービスをアプリで済ませる時代になり、あなたもスマートフォンのアプリを一度は使ったことがあると思います。

そんな中、アプリを活用して事故対応のサービスを提供するということは、時代の流れとしては至極真っ当な考え方です。

アプリは私たちの生活に必要なインフラになっています。

そんな中、アプリを提供していない会社は、なぜ出していないのかなと疑った方が良いと思いますし、自動車保険の分野で予算組みができない体制にあるのではと考えた方が良いでしょう。

18. 自動車保険でアプリを扱っている保険会社で見積もりを取ってみよう!

いかがでしたか?

各社のアプリの対応を見ていきましたが、アプリには多くの機能があり、またアプリを導入している会社はユーザー目線であることを紹介しました。

是非、一度アプリ導入の自動車保険会社にて見積もりを取ってみましょう!

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