1. 自動車保険の見積もりキャンペーンサイトを比較してみました！
1-1. この記事の目的
この記事では、長年自動車保険会社で査定業務を行ってきた僕が、自動車保険の見積もりサイトキャンペーンの内容を比較していきます。
この記事の目的は3つあります。
- 2020年に行われている自動車保険の見積もりキャンペーン内容の比較がわかる。
- 各キャンペーン企画について理解が深まる。
- あなたにとって自動車保険見積もりキャンペーンを受ける価値があるがわかる。
それでは早速みていきましょう。
出島Z損害保険業界に10年居座り続けてしまった出島Zです。元々は生命保険の営業を行っており、その後某外資系自動車保険会社に入社し、交通事故の査定業務、示談交渉を行なっていました。物損担当者・人身損害担当者を経験し、年間600件以上の交通事故を解決に導いてきました。正確に数えてはいないですが、トータル5,000件以上は確実に示談を行ってきました。損保を2社渡り歩きました。FP資格、損害保険募集人（自動車保険、火災保険、傷害疾病保険）、生命保険募集人、共済募集人、高校教員免許保持者。趣味は音楽鑑賞、作成、DJ、ブログ、インテリア、グラフィックデザインです。
2. 自動車保険の見積もりキャンペーンサイトを比較（辛口評価）してみます！
ここの記事では、自動車保険の見積もりサイトキャンペーンの内容を比較しながら解説をしていきます。
比較と言う名の辛口評価です 笑
冒頭の会話のやり取りにもありましたように、正直僕は自動車保険のキャンペーン自体あまり好きではありません。
と言いますのも、自動車保険は「あなたに合った自動車保険」と言うものが存在し、それを探していくことに意義があると考えているからです。
自動車保険の見積もりキャンペーンは、「キャンペーンの内容」を目的で自動車保険に加入を決めることはあってはならないと思いますし、むしろそれを率先して行う選び方は愚行に近いと考えています。
はっきりとこれだけは言わせていただきます。
それを踏まえた上で、自動車保険の見積もりサイトのキャンペーンを比較していきたいと思います。
正直、かなり辛口で見積もりサイトをばっさばっさと切っていきたいと考えています。
3. 自動車保険の見積もりキャンペーンを比較する前に
まずは自動車保険のキャンペーンは、大きく分けて2つに分けることができます。
- 「自動車保険会社」が主催しているキャンペーン
- 自動車保険の「代理店」が主催しているキャンペーン
それぞれのキャンペーンはまず主催している会社が異なります。
①の「自動車保険会社」自体が主催しているキャンペーンと、②の「代理店」が主催しているキャンペーンです。
またそれぞれのキャンペーンには特徴があります。
①の「自動車保険会社」が主催しているキャンペーンは自動車保険に加入すると～が当たるという「加入型」のキャンペーンと、知人や家族を紹介すると～をもらえる「紹介型」のキャンペーン、保険会社独自のクラブ会員になれる「クラブ会員型」のキャンペーンの3本立てです。
②の「代理店」が主催しているキャンペーンは、多数自動車保険で一括して見積もりを取ると～がもらえる「一括見積もり型」のキャンペーンが主です。
また、それぞれのキャンペーンを申し込む人の層も、①の「自動車保険会社」主催のキャンペーンと②の「代理店」主催のキャンペーンでは異なります。
①の「自動車保険会社」が主催しているキャンペーンは、既に特定の自動車保険に加入することが決まっている際に応募することが一般的ですので、特定の自動車保険に加入することが目的となる人向けです。
また②の「代理店」が主催しているキャンペーンは、まだ自動車保険選びに迷っている場合に、保険料を比較する上で応募することが一般的ですので、自動車保険選びを行うことが目的の人向けです。
と言った具合で、目的がそれぞれのキャンペーンでは異なりますので、まずはここを抑えておきましょう！
4. 自動車保険の見積もりキャンペーンを比較（自動車保険編）
では、早速自動車保険主催のキャンペーンを比較（辛口評価）していきましょう！
今回比較対象とする会社は下記の7社です。
- セゾン自動車
- チューリッヒ保険
- イーデザイン損保
- ソニー損保
- アクサダイレクト
- 三井ダイレクト損保
- JA共済
＜保険会社名＞
| 1～5の星で評価 |
＜セゾン自動車＞
| 3.0 |
＜チューリッヒ保険＞
| 3.2 |
| ＜イーデザイン損保＞
| 2 |
＜ソニー損保＞
| 2.0 |
＜アクサダイレクト＞
| 2.5 |
＜三井ダイレクト＞
| 3.0 |
＜JA共済＞
| 1.5 |
このような感じの評価を下しています。
評価の仕方を説明します。
「自動車保険会社」主催のキャンペーンは、①自動車保険に加入すると～が当たるという「加入型」のキャンペーンと、②知人や家族を紹介すると～をもらえる「紹介型」のキャンペーン、③保険会社独自のクラブ会員になれる「クラブ会員型」のキャンペーンの3本立てであることを説明しました。
①の自動車保険に加入すると～が当たるという企画は1,500円金額的にアッパーになります。
また、抽選型に関しては確率的に当たる可能性が低い為、抽選型にしている会社は、必ず当たる商品券を企画している自動車保険会社よりも評価は低くしています。
②の知人や家族を紹介すると～をもらえる「紹介型」のキャンペーンは、1,500円相当の商品券が金額的にアッパーになります。
1,500円以下になるにつれて評価を低くしています。
んー、こうやって見ますとやっぱりこの手のキャンペーンは正直好きにはなれないですね。
せっかく自動車保険に新規加入しても、たった1,500円相当の商品券しかもらえませんし、紹介しても1,500円相当の商品券が関の山ですよ。
それであれば、僕だったら保険料を安くする方法をgoogleでググって、毎回支払う保険料を安く抑える方法を調べる方がよっぽど経済的なのかなと思ってしまいます。
ちなみに、このキャンペーンはこちらの記事で詳しい内容は説明していますので、是非気になる方は調べてみてください。
1. 自動車保険の見積もりプレゼント特典のあるサイトを紹介します！＜2020年版＞ ロボ吉 出島Zさん、自動車保険の見積もりを取る時に、プレゼント特典のある会社をまとめて教えてもらいたいバイ！ &nb[…]
5. 自動車保険の見積もりキャンペーンを比較（代理店編）
続いて代理店主催のキャンペーンを比較（辛口評価）していきましょう！
今回比較対象とする会社は下記の5社です。
- 保険の窓口インズウェブ
- 楽天自動車保険
- 保険スクエアbang!
- 価格.com
- NTTイフ
＜サイト名＞
| 1～5の星で評価 |
＜保険の窓口インズウェブ＞
| 4.0 |
＜楽天自動車保険＞
| 4.0 |
＜保険スクエアbang!＞
| 4.0 |
＜価格.com＞
| 2.0 |
＜NTTイフ＞
| 4.2 |
このような評価を下しています。
評価の仕方を説明します。
「代理店」が主催しているキャンペーンは、多数自動車保険で一括して見積もりを取ると～がもらえる「一括見積もり型」のキャンペーンが主であることを説明しました。
加入が前提となっておらず、見積もりを取るだけという事だけでキャンペーンが完結しますので、そもそもキャンペーンの申し込みのハードルが低いということで全体の評価が「自動車保険」主催のキャンペーンに比べて1つ星が増えます。
また、必ずもらえる商品と抽選でもらえる商品があり、必ずもらえる商品を主催していいるサイトを優先的に高めの評価にしています。
抽選はそもそも当たる確率が低く、本当に抽選を行っているかが消費者側から不透明な為です。
NTTイフだけは、加入したあとの特典も多くありますので、その他のサイトに比べて評価を高くしています。
こうやって見ますと、「自動車保険会社」主催のキャンペーンに比べると、加入が前提ではありませんので、かなりとっつきやすいキャンペーンであることは間違いないです。
ちなみに、このキャンペーンはこちらの記事で詳しい内容は説明していますので、是非気になる方は調べてみてください。
1. 自動車保険の見積もりプレゼント特典のあるサイトを紹介します！＜2020年版＞ ロボ吉 出島Zさん、自動車保険の見積もりを取る時に、プレゼント特典のある会社をまとめて教えてもらいたいバイ！ &nb[…]
6. 自動車保険の見積もりキャンペーンサイトを比較（まとめ）
いかがでしたか？
自動車保険の見積もりキャンペーンを比較してみました。
自動車保険のキャンペーンは大きく2つに分けられるのでしたね。
- 「自動車保険会社」が主催しているキャンペーン
- 自動車保険の「代理店」が主催しているキャンペーン
またそれぞれのキャンペーンは目的が異なり、
①の「自動車保険会社」が主催しているキャンペーンは、既に特定の自動車保険に加入することが決まっている際に応募することが一般的ですので、特定の自動車保険に加入することが目的となる人向けで、
②の「代理店」が主催しているキャンペーンは、まだ自動車保険選びに迷っている場合に、保険料を比較する上で応募することが一般的ですので、自動車保険選びを行うことが目的の人向け
でしたね。
またこれら2つのキャンペーンはそもそも比べるものではないですが、
①の「自動車保険会社」が主催しているキャンペーンは加入することが前提のキャンペーンで、②の「代理店」が主催しているキャンペーンは見積もりを取るだけでキャンペーンが完結するので、
出島Z的には①の「自動車保険会社」が主催するキャンペーン内容よりも②の「代理店」が主催しているキャンペーン内容の方がそもそも消費者側のハードルが低いため、評価を高くしているのでしたね。
また、以前僕が記載している記事で、「代理店」主催のキャンペーンについて語っているものがあります。
出島Z的には、まずは見積もりをとってみて保険料が安いかどうかを調べる上でも「代理店」主催のキャンペーンはおすすめですので、もし詳しくしりたい方はこちらの記事もおすすめします。
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