交通事故の初期対応
交通事故が起こってしまった際の、初期対応を案内します。
交通事故はそう起こるものではないので、自分には関係ないと思いがちですが、いざ起きてしまったら動揺のあまり本当にアタフタしてしまいます。
いざという時に備えて、今回の記載する対応を是非覚えていただけたらと思います。
また事故の初期対応は、自分が加害者として事故を起こしてしまった場合、被害者として事故に遭ってしまった場合も、基本的には同じ対応になります。
初期対応の流れ
時系列に書きますと、
★事故発生
↓
①車を路肩や安全な場所へ移動させる。
車が動く場合は、路肩や安全なところに車を止めましょう。そのままにしていた場合は、2次的な事故が発生する可能性があります。
車が動かない状態の場合は、無理に動かさないようにしましょう。
②相手がいる事故であれば、怪我の有無を確認し、怪我をしている人がいれば救護する。
怪我人が出血や呼吸困難の状態は応急処置を早急に行い、救急車を呼ぶ。
③警察への連絡
事故現場の場所を伝え、当事者の名前と事故の時間を報告する。
また事故現場に警察が来るまでに、下記の④⑤⑥までは行えるので、出来るところまで進めてください。
④相手がいれば、連絡先を交換する。
名刺があれば名刺を交換し、できれば相手の運転免許証を写メにて保管する。
名刺が無くても、相手の名前のフルネーム、住所、連絡の取れる電話番号は必ず交換しておきましょう。
⑤目撃者の確保
周りに目撃者がいれば、連絡先を交換し、証言のために連絡をしても良いかの承諾をもらう。
⑥保険会社に連絡する
あなたが加入の事故受付センターへ連絡する。
⑦車が動けば、そのまま修理先か自宅へ移動させ、動かなければレッカーを手配する。
レッカーのサービスは、あなたの保険会社のロードサービスへ確認する。
⑧身体に痛みがあれば、医師の診断を受ける。
交通事故の診断は整形外科、脳外科等になります。また整骨院は類似医療行為の為、診察はできませんので、お間違えのないように。
と、このような流れで当日は対応します。
もちろん修理工場が休みであったり、すぐに身体の痛みが出てこない場合は、次の日以降に病院に行く事になるかと思いますので、その時のご自身の状況に応じて対応下さい。
全て重要な対応になります。
特に⑤の目撃者の確保は、皆さん忘れがちになるので、忘れずに行うようにしましょう!