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整備士で自動車保険のアジャスターの求人を探しているあなたに伝えたいこと

1.整備士で自動車保険のアジャスターの求人を探しているあなたに伝えたいこと

 
ロボ吉
出島Zさん、友達が整備士から転職を考えているバイよ。
 
出島Z
へー、そうなんだ。
 
ロボ吉
その友達は、他社の整備士に転職するか、もしくは保険のアジャスターになるかで迷っているらしいバイ。
 
出島Z
そうなんだね。
 
ロボ吉
出島Zさん的に、何かアドバイスはあるバイ?
 
出島Z
急に振ってきたね笑
 
出島Z
そうだな…その友達が「何を求めているか」によって変わってくるよね。
ロボ吉
何を求めているかバイ?
 
出島Z
うん。その人のなりたい自分像というか、優先順と言ううか。
 
出島Z
見栄えや世間体を優先するのか、給料面を優先するのか、自己成長を優先するのか、プライベートの時間を優先するのか、とかね。
 
出島Z
例えば、自動車保険のアジャスターの場合、まずブルーワーカーからホワイトカラーになるよね。
 
出島Z
保険会社は金融機関だし社会的なイメージは良いから、見栄えや世間体の印象は上がるよね。
 
 
出島Z
そして事故車の協定をする仕事だから、保険の知識や賠償の知識、法律知識が身につくし自己成長も充分にできるよ。
ロボ吉
フムフム。
 
出島Z
その代わり、保険会社には大卒の人が多いから、整備士で働いていた人らとは全く人種が異なる人たちが多いし、仕事仲間との付き合い方も変わるかな。
ロボ吉
そうなんバイね。
 
出島Z
うん、全然ノリが違うと思うよ。
 
出島Z
女性の社員も半分くらいはいるから、女性社員への配慮も気を付けていかないといけないしね。
 
出島Z
あとは、自動車保険の査定の業務はハードワークに働いている会社が多いから、残業が多くなったり、疲れは溜まりやすかったりするかな。
ロボ吉
そうなんバイね。土日休みじゃないト?
 
出島Z
基本はカレンダー通りの土日祝は休みだよ。
 
出島Z
ただ、平日は時間の限り、激しく仕事をするよね。
 
出島Z
あとは、お金を扱う金融機関でもあるし、金額の誤差にはうるさいから、結構集中してミスなく協定もしないといけないから、神経は使うかな。
 
ロボ吉
保険のアジャスターって、結構大変そうだね。
 
出島Z
それなりの給与体系の仕事って、それなりにストレスがかかったり業務量が多かったりするから大変だよね。
ロボ吉
自動車保険のアジャスターも、メリットデメリットがあるバイね。
 
出島Z
そういう事。
 
出島Z
じゃあ今日はその友達の為に、整備士から自動車保険のアジャスターに転職した方が良いか、一緒に考えてみようか。

1-1. この記事の目的

この記事では整備士で自動車保険のアジャスターの求人を探しているあなたに伝えたいことを話していきます。

この記事の目的は3つあります。

  1. 整備士から自動車保険のアジャスターに転職した方が良いかがわかる。
  2. 整備士と自動車保険のアジャスターの価値観の違いがわかる。
  3. あなたが自動車保険のアジャスターに向いているかわかる。

それでは早速みていきましょう。

この記事を書いた管理人について

出島Z

サイトの管理人は、長年に渡って損害保険会社に勤め、自動車保険の査定・示談交渉を行っておりました。「アジャスター」とは社内で共に働き、自身も「アジャスター」試験を目指そうとしたこともありました。その経験・実務に則して記事を記載しております。

2.整備士で自動車保険のアジャスターの求人を探しているあなたは、アジャスターに転職すべき?

整備士から自動車保険のアジャスターの求人を探しているあなたは、アジャスターに転職した方が良いか、解説していきます。

まず結論から言いますと、自動車保険のアジャスターになった方が良い人と、自動車保険のアジャスターにならない方が良い人に分かれます。

自動車保険のアジャスターと整備士の仕事は、同じ「車」を扱う仕事でも、全くもって業務内容が異なってきます。

このアジャスターと整備士の仕事の違いは、「あなたの価値観」によってアジャスターになった方が良いか、それとも整備士のまま仕事を続けた方が良いか、決定づけるものになります。

まずは、あなたの仕事への価値観を再確認したうえで、自動車保険のアジャスターに向いているか否かを検討してみましょう。

3. 整備士から自動車保険のアジャスターに転職する際の価値観

自動車保険のアジャスターになる上で、整備士と異なる「価値観」をいくつか紹介します。

それらの「価値観」に関して、あなたが共感するものや共感できないものをあなた自身で吟味していきながら、それらを一つ一つみていきましょう。

今回紹介するのは下の6つです。

  • 世間体のイメージ
  • スーツで仕事
  • 仕事内容
  • 給与面
  • 出世
  • プライベート

4. 整備士から自動車保険のアジャスターに転職する際の価値観①、世間体のイメージ

整備士から自動車保険のアジャスターに転職する際の価値観の一つである、「世間体のイメージ」について語ります。

整備士から自動車保険への転職の価値観の違いの1つ目ですが、 「世間体のイメージ」の向上 です。

自動車保険の仕事は、金融機関である金融庁の管轄の基、運営を行っています。

金融庁と言えば、銀行だったり、証券会社だったりをすぐにイメージされるかもしれませんが、実は保険会社も金融庁管轄なんです。

ですので、保険会社はホワイトカラー中のホワイトカラーでして、社会的イメージは悪くはないです。

特に損害保険は保険会社の中でも、さらに印象は良いです。

僕は元生命保険会社で営業を行っていましたが、知人や友人に生命保険で勤めていることを言うと、「えっ、もしかしたら保険を売りつけられるかもしれない」という反応を10人中7.8人にはされていましたが、損害保険会社に勤めてから、そのような反応をする人が全くいなくなりました。

むしろ、「えっ、損保で働いているんですね!!すごい!」のような反応が多かったです。

世間的には、損害保険会社に勤めていることは、ちょっとしたステータスアップを図れるようです。

ですので、「整備士で働いています」よりも「損害保険会社(自動車保険会社)で働いています」は、響きもいいですし、周りの受けも良いですので、 「世間体のイメージ」 を気にされる人であれば良いかもしれません。

5. 整備士から自動車保険のアジャスターに転職する際の価値観②、スーツで仕事

整備士から自動車保険のアジャスターに転職する際の価値観の違いの2つ目ですが、「スーツで仕事」について語ります。

自動車保険のアジャスターは、常にスーツで仕事を行います。

修理工場に協定のため、立ち合いに行く際もスーツです。

作業着ではありません。

なぜスーツかと言いますと、自動車保険の社員の看板を背負って修理工場に立ち会いに行きますので、作業着ではダメなんですね。

また、もちろん通勤の際もスーツです。

結構これは大きい価値観の違いになります。

見た目を重視される方であれば、「スーツで仕事」をすること自体にあこがれる方も多いと思いますし、出勤前に家族にスーツ姿で玄関を出ていかれる光景って、なんかあこがれますよね。

僕も、結構見た目から入る人なので、ここはすごく共感できるんです。

特に男性からしたら結構重要ですよね。

「見た目重視」の人には、自動車保険のアジャスターはスーツですから、是非おすすめです。

6. 整備士から自動車保険のアジャスターに転職する際の価値観③、仕事内容

整備士から自動車保険のアジャスターに転職する際の価値観の違いの3つ目ですが 、「仕事内容」について語ります。

自動車保険のアジャスターは、事故後の車の修理額を協定する業務を行います。

協定とは、修理工場と保険会社で金額を確定させることを指します。

整備士は車の点検や修理をしていると思いますが、自動車保険のアジャスターは、修理金額の内容に整合性があるかを客観的な目で調査をします。

結構、この仕事に違いは大きいです。

部品のパーツの金額も把握しておかなければならないですし、正しい修理工程をマスターしておかないといけないですし、地域ごとの工賃の違いを把握しておかないといけないですし、レポートを迅速に作成する事務能力も必要になってきますし、修理業者と金額を協定する際の交渉術も身に付けなければなりませんし、結構仕事の幅が広いんですね。

車の修理をすることが好きな人にとっては、アジャスターの仕事は合わないと思います。

なぜなら、アジャスターは車の修理しませんし、車を修理する工程を金額査定するからです。

まずは、ここの仕事の内容の違いを理解する必要があります。

以前僕が書いた記事にアジャスターの仕事内容を解説しているものがありますので、是非こちらでアジャスターの業務内容を把握してみてください。

アジャスターとは?

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7. 整備士から自動車保険のアジャスターに転職する際の価値観④、給与面

整備士から自動車保険のアジャスターに転職する際の価値観の違いの4つ目ですが 、「給与面」について語ります。

自動車保険のアジャスターの給料は、一般のサラリーマンの平均給与を軽く上回るだけの収入を得ることができます。

大体の目安ですが、

推定年収   500万円〜800万円

これ位になりますね。

もちろん役職によりけりですが、これは役職無しの金額になります。

ちなみに損害保険会社の役職は主任、係長(課長補佐)、課長、次長、所長、センター長、部長となっており、役職に応じてさらに年収も上がってきます。

整備士の給与よりは、多くの給料をもらえることは間違いないです。

8. 整備士から自動車保険のアジャスターに転職する際の価値観⑤、出世

整備士から自動車保険のアジャスターに転職する際の価値観の違いの5つ目ですが 、「出世」について語ります。

損害保険会社の役職は主任、係長(課長補佐)、課長、次長、所長、センター長、部長となっています。

またアジャスターがどのような出世をたどっていくかと言いますと、パターンとしては大きく2つの保険会社に分かれます。

  • アジャスター専門職として、 係長(課長補佐)、課長、次長、所長、センター長、部長と上がっていく場合
  • 自動車保険の担当職として 係長(課長補佐)、課長、次長、所長、センター長、部長と上がっていく場合

アジャスターは専門職としてアジャスターだけの業務で定年まで終始完結するパターンと、自動車保険の担当職として事案を持ちながら、一般社員と紛れて出世していくパターンの保険会社に分かれます。

これは、保険会社によって考え方が分かれますので、保険会社に入社する前に確認しないといけないのですが、大手の「代理店を抱える保険会社」は前者、「ネット型保険会社」や「共済」は後者のパターンになっていることが多いです。

アジャスター職だけを極めるのであれば、前者ですし、自動車保険の社員として自分の能力を遺憾なく発揮したいという事であれば、後者の保険会社に入社することをおすすめします。

ちなみに、 「代理店を抱える保険会社」 「ネット型保険会社」「共済」 の違いはこちらで確認ください。

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整備士の場合は、 一般職、検査員、支店長と昇格していくことが出世だと思いますが、自動車保険のアジャスターの場合は一般企業のサラリーマンですので、 係長(課長補佐)、課長、次長、所長、センター長、部長へと昇格していきます。

また、自動車保険会社は実力社会という事もあり、力のある人、結果が残せる人が昇進をしていくことが多いですが、整備士の場合はノルマ等も少なく、成果に関しても不透明な事が多いですよね。

出世欲などが無く、与えられた仕事を自分のペースで進めていきたいという人にはおすすめできませんが、負けず嫌いの方、稼ぎたい人には向いている職種かもしれません。

9. 整備士から自動車保険のアジャスターに転職する際の価値観⑥、プライベート

整備士から自動車保険のアジャスターに転職する際の価値観の違いの6つ目ですが 、「プライベート」について語ります。

自動車保険は土日祝が完全に休日となります。

カレンダー通りの休日です。

整備士に勤めていた際は、 土日祝が休みでない場合も多いと思います。

また平日の業務後の時間についてですが、残業が多い会社もあれば少ない会社も存在します。

アジャスターは担当する件数が日々増えていきますので、その事案をいかに手際よく処理していくかが重要です。

仕事を効率的に終わらせられる人であれば残業は少ないですし、なかなか効率的に事案を回せない人であれば、残業する頻度は多くなります。

もちろん、会社の受付件数で変わってきますので、個人の能力ではどうにもならない場合もあります。

また飲み会はその会社によって文化が異なります。

最近は、あまり飲み会に積極的に上司から誘う風潮ではないと思いますので、飲み会が全くない会社は全くないようですね。

10. 整備士で自動車保険のアジャスターの求人を探しているあなたに伝えたいこと(総括)

いかがでしたか?

整備士とアジャスターの価値観の違いを説明していました。

  • 世間体のイメージ
  • スーツで仕事
  • 仕事内容
  • 給与面
  • 出世
  • プライベート

この中で、あなたに共感できる価値観がたくさんあれば、アジャスターになるべきだと思いますし、共感できるものが少なければ、整備士として今の道を突き進んだ方が良いです。

もしアジャスターでの転職を希望されているのであれば、下の「リクルートエージェント」か「doda」のエージェントサービスがおすすめです。

僕らのような損保の金融案件を一番多く抱えているのが、この2社です。

親身にエージェントの方が担当者として寄り添ってくれますよ。

まずは、あなた自身で整理してみて、本当にアジャスターになりたいかどうかを考えてみてください。

もし、本当にアジャスターになりたいという方であれば、こちらの記事を読み進めてください。

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アジャスターへの道のりを詳しく書いていますので、参考にしてみてください。

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