自動車保険会社に長年勤めていた管理人が、自動車保険や交通事故について、今まで世に語られることのなかったお得情報を公開しています。無料のご相談も承っています。ぜひご利用ください。

自動車保険の「継続割引」とは?徹底解説します!

1. 自動車保険の「継続割引」とは?徹底解説します!

ロボ吉
出島Zさん、自動車保険の「継続割引」ってどんな割引っタイ?
 
出島Z
自動車保険を2年以上継続した際に適用される割引のことだよ。
 
出島Z
ちなみに、この「継続割引」を行っている保険会社はネット型保険会社に限られているよ。
ロボ吉
ネット型保険会社にだけあるトね。
 
出島Z
ネット側保険会社は、新規でインターネットから加入してくれる人に対しては「インターネット割引」といって、保険会社によって割引金額は変わるんだけど、大体10,000円~20,000円くらいの金額の割引を行っているんだ。
 
出島Z
その流れを受けて、継続手続きをインターネットで行った場合、新規ほどではないけどいくらか割引をしてくれるんだ。
ロボ吉
ネット型保険会社は太っ腹っタイね!
 
出島Z
インターネットから継続手続きを行う分、手紙のコピー代や郵送費の費用が浮くし、何より人件費も少なくて済むから経費削減になって、当然と言えば当然の割引かなと。
ロボ吉
そう考えたらそうバイね。
 
出島Z
じゃあ、今日は自動車保険会社の継続手続きについて解説していくよ!

1-1. この記事の目的

この記事では自動車保険の「継続割引」について詳しく解説をします。

この記事の目的は3つあります。
 

  1. 自動車保険の「継続割引」とは何かがわかる。 
  2. 自動車保険の「継続割引」を適用している保険会社がわかる。
  3. あなたの保険が自動車保険の「継続割引」の対象者であるかわかる。

それでは早速みていきましょう。

この記事を書いた管理人について
出島Z

損害保険業界に10年居座り続けてしまった出島Zです。元々は生命保険の営業を行っており、その後某外資系自動車保険会社に入社し、交通事故の査定業務、示談交渉を行なっていました。物損担当者・人身損害担当者を経験し、年間600件以上の交通事故を解決に導いてきました。正確に数えてはいないですが、トータル5,000件以上は確実に示談を行ってきました。損保を2社渡り歩きました。FP資格、損害保険募集人(自動車保険、火災保険、傷害疾病保険)、生命保険募集人、共済募集人、高校教員免許保持者。趣味は音楽鑑賞、作成、DJ、ブログ、インテリア、グラフィックデザインです。

2. 自動車保険の「継続割引」とは?

自動車保険の「継続割引」とは何かを解説していきます。

まず結論から言いますと、「継続割引」とは同じ保険会社に契約を2年以上継続した際に適用される割引制度のことでして、ネット型保険会社のみで採用されています。

元々、これらのネット型保険会社は新規加入の際に、「インターネット割引」という割引を行っています。

保険会社によって割引金額は異なりますが、 新規契約時に10,000円~20,000円程度の割引を行っており、この流れを継続時にも適用し「継続割引」を行っているというイメージです。

ちなみに、余談ですが自動車保険には大きく分けて3つの分類があり、

  • 代理店を抱える自動車保険
  • ネット型自動車保険
  • 共済

の3つが存在します。

この中でも、 ネット型保険会社と呼ばれるインターネットから契約を募集している保険会社が適用している割引制度なんですね。

ネット型保険会社と言えば、

ソニー損保、チューリッヒ、三井ダイレクト、イーデザイン損保、アクサダイレクト、セゾン自動車、セコム損保などの保険会社が挙げられます。

「継続割引」とは同じ保険会社に契約を2年以上継続した際に適用される割引制度
「継続割引」はネット型保険会社のみ取り扱い

3. 具体的な各社自動車保険の「継続割引」率

それでは、各社の継続割引についてみていきましょう。

ソニー損保

ソニー損保の場合は、あらかじめ金額が決まっているというものではなく、保険料にあらかじめ決められた割引率をかけたものが割引される仕組みになっています。

継続回数割引率
1回目1%
2回目1.5%
3回目以降2%

仮に、年間保険料が50,000円で1回目継続であれば、50,000円×1%で500円になる計算です。

別途、インターネット割引に関しては、

契約区分条件割引額
新規契約ソニー損保のウェブサイトにて申込手続を行った場合10,000円
継続契約ソニー損保のウェブサイトにて継続手続を行った場合2,000円

のように、継続契約をインターネットにて手続きした場合は2,000円の割引になります。

引用元:ソニー損保
https://faq.sonysonpo.co.jp/faq_detail.html?id=231

チューリッヒ

チューリッヒ保険の場合、インターネット割引という括りで継続割引を打ち出しています。

保険始期日や支払い方法、保険料(掛け金)によって 割引金額が下記のように変わってきます。

▼保険始期日が2020年2月20日以降の契約について

(クレジットカードによる11回払いの分割払い)

▼保険始期日が2019年8月1日以降から2020年2月19日以前の契約について

(クレジットカードによる11回払いの分割払い)

引用元:チューリッヒ
https://www.zurich.co.jp/car/faq/2/1/7/183/

仮に 2020年2月20日以降の契約で年間保険料が50,000円の口座引き落としの場合、割引金額は5,000円になります。

三井ダイレクト

三井ダイレクト損保の場合は、あらかじめ金額が決まっているというものではなく、保険料にあらかじめ決められた割引率をかけたものが割引される仕組みになっています。

継続回数(注)1回目2回目3回目以降
割引率1.0%1.5%2.0%
名称はじめて継続割引2回目継続割引長期継続割引

引用元:三井ダイレクト損保
https://www.mitsui-direct.co.jp/car/compensation/other/continuation/

仮に、年間保険料が50,000円で1回目継続であれば、割引金額は50,000円×1%で500円になる計算です。

別途インターネット割引に関しては、 継続契約をインターネットにて手続きした場合は3,000円の割引になります。

イーデザイン損保

イーデザイン損保の場合は、あらかじめ金額が決まっているというものではなく、保険料にあらかじめ決められた割引率をかけたものが割引される仕組みになっています。

引用元:イーデザイン損保
https://www.edsp.co.jp/products/products_021/

仮に、年間保険料が50,000円で1回目継続であれば、割引金額は50,000円×0.5%で250円になる計算です。

アクサダイレクト

アクサダイレクトの場合、インターネット割引という括りで継続割引を打ち出しています。

保険始期日や支払い方法、保険料(掛け金)によって 割引金額が下記のように変わってきます。

▼保険始期日が2019年7月3日以降 (1回目)

1.一括払いの場合
年間保険料割引額
110,000円以上5,000円割引
100,000円以上、110,000円未満4,500円割引
90,000円以上、100,000円未満4,000円割引
80,000円以上、90,000円未満3,500円割引
70,000円以上、80,000円未満3,000円割引
60,000円以上、70,000円未満2,500円割引
25,000円以上、60,000円未満2,000円割引
20,000円以上、25,000円未満1,500円割引
20,000円未満1,000円割引
2.分割払いの場合
年間保険料割引額
118,800円以上5,000円割引
108,000円以上、118,800円未満4,500円割引
97,200円以上、108,000円未満4,000円割引
86,400円以上、97,200円未満3,500円割引
75,600円以上、86,400円未満3,000円割引
64,800円以上、75,600円未満2,500円割引
27,000円以上、64,800円未満2,000円割引
21,600円以上、27,000円未満1,500円割引
21,600円未満1,000円割引

引用元:アクサダイレクト
https://www.axa-direct.co.jp/auto/pop/continuation_d.html

▼保険始期日が2019年7月3日以降 (2回目以降)

一律1,000円の割引になります。

仮に2019年7月3日以降の契約で年間保険料が50,000円で1回目継続であれば、割引金額は2,000円になる計算です。

セゾン自動車

セゾン自動車の場合、インターネット割引という括りで継続割引を打ち出しています。

インターネットからの継続手続きの場合、

一律10,000円の割引になります。
 ※分割払の場合は、9,960円の割引となります。

セコム

セコム自動車の場合、インターネット割引という括りで継続割引を打ち出しています。

インターネットからの継続手続きの場合、

一律2,000円の割引になります。
 ※分割払の場合は、 1,920円の割引となります。

4. 自動車保険の継続割引以外の各割引制度

その他、継続時に使用できる割引制度を説明します。

保険会社によっては、下に書いたような割引を扱っているところもあり、継続時にさらに保険料から割引できる場合があります。

  • eサービス(証券不発行)
  • 長期無事故割引
  • 複数台割引
  • 早割

eサービスに関しては、保険証券を紙媒体でなく、データで受け取ることで保険料(掛け金)を割引をしてもらえます。

長期無事故割引に関しては、無事故で継続を迎えた契約者だけ、 保険料(掛け金)を 割引してもらえます。

複数台割引に関しては、所有する車を台以上契約の人に、2台目以降の契約スタートを6等級からではなく、7等級からスタートできます。

早割に関しては、継続手続きを一定の期間までに行った契約者に、 保険料(掛け金)を割引してもらえます。

5. 自動車保険の「割引制度」を適用しよう

いかがでしたか?

「継続割引」については、ネット型保険会社に加入の方のみに適用されるサービスでした。

あなたがネット型保険会社に加入していれば、是非一度この「継続割引」と一緒に先ほど紹介してその他の割引制度も適用してみてはいかがでしょうか?

その他の割引も併用したら、グッと保険料はお安くなりますよ!

また代理店を抱えている保険会社や、共済に加入の方は、一度この機会にネット型保険会社のお見積りを取ってみてはいかがでしょうか?

ネット型保険会社に替えるだけでも、保険料はグッと安くなりますし、継続するとさらに割引も効くのでお得ですよ。

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