自動車保険会社に長年勤めていた管理人が、自動車保険や交通事故について、今まで世に語られることのなかったお得情報を公開しています。無料のご相談も承っています。ぜひご利用ください。

ホンダの自動車保険で加入するメリットとは?解説します!

1. ホンダの自動車保険で加入するメリットとは?解説します!

ロボ吉
出島Zさん、知人がホンダの車を購入して、ホンダのディーラーから任意保険の加入を勧められているらしいんだけど、ホンダの任意保険で加入するメリットって何かあるバイ?
 
 
出島Z
ホンダの「Honda自動車保険あんしんプラン」の事かな?
 
ロボ吉
うん、それのことバイ!
 
出島Z
これらの内容よりも、ホンダが代理店となってくれる「全面サポート」サービスの方が魅力的かな。
 
 
出島Z
「Honda自動車保険あんしんプラン」は、基本補償で、「窓ガラス」の損害保険3万円までの損害を保険を使用せずに修理できる制度だね。
 
出島Z
新車を購入して「Honda自動車保険あんしんプラン」に加入した場合だと、これにプラスして「キーシリンダー」と「落書き」損害の3万円までを補償してくれるよ。
 
出島Z
前提として、①新車の定義は初度登録から2年以内のHonda車に限る、②「東京海上日動」、「損保ジャパン」、「三井住友海上」のいすれかの任意保険に加入しないといけないのと、②修理を販売店経由の修理業者で修理すること、となっているんだ。
ロボ吉
それって得バイ?
 
出島Z
んー、難しいんだけど、「ほんのちょっとだけ得する」内容かな。
 
出島Z
3万円の修理ってことは、かすり傷をコンパウンドで磨くくらいしかできないんだ。
ロボ吉
そうなんバイ?
 
出島Z
うん。凹みがあったりすると、バンパーを脱着して取り外す作業もしないといけないんだけど、その作業だけで工賃もかかるし、それに板金の作業も入れば3万超えちゃうかな。
ロボ吉
ということは、ちょっとした「かすり傷」くらいしか対応できないってことバイ?
 
出島Z
そうだね。
 
出島Z
正直なところいうと、この3社の任意保険以外でも、任意保険の抱えている指定工場に持っていけば、3万円程度のかすり傷であれば無料で補修してくれるよ。
 
出島Z
どこの自動車保険会社も公にはしていないけどね。
ロボ吉
し、知らなかったバイ。
 
出島Z
むしろこのサービスよりも「ホンダの全面サポート」サービスの方が魅力的だよね。
ロボ吉
なんでバイ?
 
出島Z
ホンダのディーラーを代理店の窓口にできるってことでしょ?
 
出島Z
もしロボ吉が事故をしたら、事故対応を専門的な知識のあるホンダのディーラーと任意保険を同時に窓口にできるし、事故見積もり作成の融通が効いたりするんだ。
ロボ吉
ふむふむ、それは良いことなんバイね!
 
出島Z
かなりね。
 
出島Z
じゃあ今日は、ホンダの自動車保険で加入するメリットを紹介していくよ。

1-1.  この記事の目的

この記事では、長年自動車保険会社で査定業務を行ってきた僕が、ホンダの自動車保険で加入するメリットとは?を解説していきます。

ちなみに、ここでいう自動車保険は任意保険であることを前提に話を進めていきます。

この記事の目的は2つあります。

  1. ホンダの自動車保険で加入するメリットがわかる。
  2. あなたがホンダの自動車保険で加入すべきか否かがわかる。

それでは、早速見ていきましょう。

この記事を書いた管理人について

出島Z

損害保険業界に10年居座り続けてしまった出島Zです。元々は生命保険の営業を行っており、その後某外資系自動車保険会社に入社し、交通事故の査定業務、示談交渉を行なっていました。物損担当者・人身損害担当者を経験し、年間600件以上の交通事故を解決に導いてきました。正確に数えてはいないですが、トータル5,000件以上は確実に示談を行ってきました。損保を2社渡り歩きました。FP資格、損害保険募集人(自動車保険、火災保険、傷害疾病保 険)、生命保険募集人、共済募集人、高校教員免許保持者。趣味は音楽鑑賞、作成、DJ、ブログ、インテリア、グラフィックデザインです。

2. ホンダの自動車保険とは?

この記事では、ホンダの自動車保険で加入するメリットとは?を解説していきます。

ホンダで車を購入した場合、「Honda自動車保険あんしんプラン」をおすすめされます。

この「Honda自動車保険あんしんプラン」とはどのようなものかと言いますと、

 メーカー・年式問わずHonda車新車※3の場合
ご利用可能な
補償特典内容※4
◎【基本補償】窓ガラス損害◎【基本補償】窓ガラス損害
または
◎【特別補償】キーシリンダー損害
または
◎【特別補償】落書き損害
補償金額上限:3万円
(内、お客様ご負担額:1,000円)
上限:3万円
(内、お客様ご負担額:1,000円)

 今回導入する「Honda自動車保険あんしんプラン」は、お客様がHonda四輪販売店でご契約される指定の損害保険会社の自動車保険※2に、Hondaならではの特典を付帯した保険プランです。特典内容は、メーカー・年式を問わずご利用可能な基本補償として窓ガラス損害時の修理補償、Honda車新車※3が対象の特別補償としてキーシリンダー損害時またはボディ落書き損害時の修理補償となっています。基本補償・特別補償ともに補償上限は3万円(内、お客様ご負担額1,000円)となっており、お車に被った軽微なキズの修理時のお客様のご負担を軽減します。
引用先:HONDA https://www.honda.co.jp/news/2011/c110802.html

このような制度になっています。

解説していきます。

3. Honda自動車保険あんしんプランのメリット

Honda自動車保険あんしんプランのメリットは下記の通りです。

  • ホンダのディーラーの事故サポートがついてくる
  • 基本補償は窓ガラスの損害を3万円(免責1,000円)まで無償で補償(保険使用なし)
  • 新車の場合は、それにプラスしてキーシリンダー損害、落書き損害の損害を3万円(免責1,000円)まで無償で補償(保険使用なし)
 

それぞれのメリットを説明します。

3-1. ホンダのディーラー事故サポートサービス

1つ目のメリットですが、ホンダディーラーの「代理店サービス」を受けることができます。

事故時に、ホンダディーラーの担当者が事故の一次受付や窓口になって事故対応を進めてくれたりするサービスです。

いわゆる代理店の一番のメリットである「代理店サービス」を受けることができるようになります。

3-2. 窓ガラスの損害を3万円(免責1,000円)まで無償で補償

2つ目のメリットですが、窓ガラスの損害を3万円(免責1,000円)まで無償で補償します。

これは自動車保険を使用しなくても窓ガラス損害の3万円までの修理の損害額3万円までの修理を保証しますいうものです。

ただし、あなた自身で1,000円は必ず負担してもらいますといった内容のものになります。

保険を使用しますと、等級が1〜3等級下がってしまい、保険料(掛け金)が次年度から高くなってしまいます。

ですので、小さな傷の事故であれば、極力保険を使用せずに対処できるに越したことはありません。

3-3. キーシリンダー損害、落書き損害の損害を3万円(免責1,000円)まで無償で補償

3つ目のメリットですが、キーシリンダー損害、落書き損害の損害を3万円(免責1,000円)まで無償で補償します。

このサービスは新車の購入の人に限るのですが、キーシリンダー損害と落書き損害に関しては3万円以下の修理で済む損害を、保険を使用せずに無償で対応してくれます。

ただし、あなた自身で1,000円は必ず負担してもらいますといった内容のものになります。

保険を使用しますと、等級が1〜3等級下がってしまい、保険料(掛け金)が次年度から高くなってしまいます。

ですので、小さな傷の事故であれば、極力保険を使用せずに対処できるに越したことはありません。

非常に良いサービスと思いますよね!

次にデメリットもしっかり考えてみましょう。

4. ホンダの「Honda自動車保険あんしんプラン」に加入するデメリット

ホンダの「Honda自動車保険あんしんプラン」のデメリットを解説します。

  1. 東京海上日動、損保ジャパン、三井住友海上しか選べない
  2. 保険料(掛け金)を節約したいと思っている人には不向き(ネット型保険や共済を選べないため)
  3. 「Honda自動車保険あんしんプラン」のように3万円程度の修理は、任意保険の指定工場へ持ち運べば基本的に無料で磨いてくれる

それぞれのデメリットを説明します。

4-1. 東京海上日動、損保ジャパン、三井住友海上しか選べない

1つ目のデメリットに、東京海上日動、損保ジャパン、三井住友海上しか選べないことが挙げられます。

この「Honda自動車保険あんしんプラン」は「東京海上日動」か「損保ジャパン」か「三井住友海上」のいずれかに加入することが前提となります。

「ネット型保険」や「共済」の選択肢が自動的に無くなります。

4-2. 保険料(掛け金)を節約したいと思っている人には不向き

2つ目のデメリットに、保険料(掛け金)を節約したいと思っている人には不向きということが挙げられます。

先ほど説明したように「東京海上日動」「損保ジャパン」「三井住友海上」しか選べません

これら3つの保険会社は大きく3つに区分される自動車保険の内、「代理店を抱える保険会社」に該当します。

自動車保険は「代理店を抱える保険会社」、「ネット型保険」、「共済」の3つに分かれるのですが、この3つの内「代理店を抱える保険会社」「ネット型保険」、「共済」に比べ保険料(掛け金)が割高になります。

理由は以前書いた僕の記事<こちらの記事>で詳しく説明していますが、一言で言えば代理店への手数料が保険料(掛け金)に組み込まれている為、割高となってしまいます。

4-3.「Honda自動車保険あんしんプラン」がなくても対応可能

3つ目のデメリットに、「Honda自動車保険あんしんプラン」以外の方法で小損害に関しては対処ができるということが挙げられます。

そもそも自動車保険の指定工場へ持ち運べば、「Honda自動車保険あんしんプラン」を使わなくても3万円程度の擦り傷は無料でコンパウンドで削ってくれます。(自動車保険に勤めている人しか知らない情報ですが・・・)

3万円程度の修理と言えば、表面についたかすり傷程度のものになります。

大きな凹みがある場合は、そのバンパーを取り換えるか、もしくは板金ができれば板金をするのですが、3万円を軽く超えてしまいます。

↑これくらいの傷であればコンパウンドで削れば3万円以下で充分補正可能ですが、

↑これ位の凹みになれば、3万円では収まりません。

バンパー内部に損害が波及している可能性がありますので、バンパー脱着とバンパーの板金を行いますので、工賃(作業料)だけで3万円を超えてきます。

5.  結局、ホンダの自動車保険で加入する方が良いの?

結論から言いますと、「Honda自動車保険あんしんプラン」の具体的な保証自体は、他の自動車保険の指定工場へ持ち込めば同等のサービスを無償で受けることができますので、「Honda自動車保険あんしんプラン」に加入したら必ずお得というわけではありません。

ホンダの「Honda自動車保険あんしんプラン」に加入するメリットとしては、ホンダの代理店サービスを受けられる事に1番のメリットがあります

事故を起こしてしまった際に、代理店として自動車保険のプロがいるホンダのディーラーの社員に間を取り持ってもらい事故対応を任せたいと言う人以外は、「Honda自動車保険あんしんプラン」を強くおすすめできません。

特に保険料(掛け金)を少しでも抑えたい人にとって、「Honda自動車保険あんしんプラン」はおすすめできません。

理由は、「Honda自動車保険あんしんプラン」のデメリットでも紹介したように、「Honda自動車保険あんしんプラン」東京海上日動、損保ジャパン、三井住友海上しか選べないため、保険料(掛け金)が割高になるからです。

6. ホンダの自動車保険以外であれば、どこの自動車保険に加入すべき?

では、ホンダの自動車保険以外に、どこの自動車保険に加入るべきかについてお答えします。

ホンダで任意保険に加入する以外にもたくさんの選択肢はあります。

そういった方向けに、僕が以前書いた記事であなたにピッタリの自動車保険を探せる方法がありますので、是非こちらの記事を一読いただけたらと思います。

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