1. スズキの自動車保険で加入するメリットとは?解説します!





1-1. この記事の目的

この記事では、長年自動車保険会社で査定業務を行ってきた僕が、スズキの自動車保険で加入するメリットとは?を解説していきます。
ちなみに、ここでいう自動車保険は任意保険であることを前提に話を進めていきます。
この記事の目的は2つあります。
- スズキの自動車保険で加入するメリットがわかる。
- あなたがスズキの自動車保険で加入すべきか否かがわかる。
それでは、早速見ていきましょう。
出島Z
損害保険業界に10年居座り続けてしまった出島Zです。元々は生命保険の営業を行っており、その後某外資系自動車保険会社に入社し、交通事故の査定業務、示談交渉を行なっていました。物損担当者・人身損害担当者を経験し、年間600件以上の交通事故を解決に導いてきました。正確に数えてはいないですが、トータル5,000件以上は確実に示談を行ってきました。損保を2社渡り歩きました。FP資格、損害保険募集人(自動車保険、火災保険、傷害疾病保 険)、生命保険募集人、共済募集人、高校教員免許保持者。趣味は音楽鑑賞、作成、DJ、ブログ、インテリア、グラフィックデザインです。
2. スズキの自動車保険とは?

この記事では、スズキの自動車保険で加入するメリットとは?を解説していきます。
スズキで車を購入した場合、「ちょい得プラン」をおすすめされます。
この「ちょい得プラン」とはどのようなものかと言いますと、
万一の事故により、任意自動車保険に加入のスズキ車について、バンパーにキズがついてしまった際に、 わずかな負担で修理補償が受けられる制度です。
自動車保険の始期日から1年間、バンパーの修理費用を最大3万円まで保証します。
(内、お客様の自己負担額は1,000円)引用先:スズキ自販三重
https://www.suzuki.co.jp/dealer/suzuki-mie/credit-insurance/choitoku/
このような制度になっています。
では早速そのメリットを紹介します。
3. スズキの自動車保険のメリット
スズキの自動車保険制度のメリットを紹介していきます。
- 自動車保険の始期日から1年間、「単独事故」、「当て逃げ事故」、「車同士の事故」で起きた際のバンパー修理を3万円(免責1,000円)まで保証してくれる(保険使用なし)
バンパー3万円の修理を加入1年間だけ、保証しますという内容のものですね。
ただし、免責1,000円となっていますので、あなた自身で1,000円は必ず負担してもらいますといった内容になります。
「バンパー破損の3万円を無償で修理してくれるの?」
となりますよね。
非常に良いサービスと思いますよね!
ですが、次のデメリットも考えてみましょう。
3. スズキの自動車保険「ちょい得プラン」で加入するデメリット

スズキの「ちょい得プラン」のデメリットを解説します。
- 東京海上日動か損保ジャパンしか選べない
- 保険料(掛け金)を節約したいと思っている人には不向き(ネット型保険や共済を選べないため)
- 「ちょい得プラン」のように3万円程度の修理は、任意保険の指定工場へ持ち運べば基本的に無料で磨いてくれる
3-1. 東京海上日動か損保ジャパンしか選べない
1つ目のデメリットです。
この「ちょい得プラン」はスズキの代理店から「東京海上日動」か「損保ジャパン」に加入することが前提となります。
「東京海上日動」や「損保ジャパン」は大きく3つに区分される自動車保険の内、「代理店を抱える保険会社」に該当します。
自動車保険は「代理店を抱える保険会社」、「ネット型保険」、「共済」の3つに分かれるのですが、この3つの内「代理店を抱える保険会社」は他の2つに比べ保険料(掛け金)が割高になります。
保険料(掛け金)が割高になる理由は、以前書いた僕の記事<こちらの記事>で詳しく説明していますが、一言で言えば代理店への手数料が保険料(掛け金)に組み込まれている為、割高となってしまうからです。
3-2. 保険料を節約したい人には不向き
2つ目のデメリットです。
1つ目のデメリットで述べたように、東京海上日動や損保ジャパンしか加入できませんので、「ネット型保険」や「共済」を選べません。
「ネット型保険」や「共済」を選べないということは、保険料(掛け金)を安くすることができる選択肢を排除されますので、保険料(掛け金)を安くしたい人にとってはデメリットです。
3-3. 「ちょい得」プランはその他の方法で代用できる
3つ目のデメリットを説明します。
「ちょい得」プランはその他の方法で代用できます。
そもそも自動車保険の指定工場へ持ち運べば、「ちょい得プラン」を使わなくてもバンパーの3万円程度の擦り傷は無料でコンパウンドで削ってくれます。(自動車保険に勤めている人しか知らない情報ですが・・・)
3万円程度の修理と言えば、表面についたかすり傷程度のものになります。
大きな凹みがある場合は、そのバンパーを取り換えるか、もしくは板金ができれば板金をするのですが、3万円は軽く超えてしまいます。

↑これくらいの傷であればコンパウンドで削れば3万円以下で充分補正可能ですが、

↑これ位の凹みになれば、3万円では収まりません。
バンパー内部に損害が波及している可能性がありますので、バンパー脱着とバンパーの板金を行いますので、工賃(作業料)だけで3万円は超えてきます。
4. 結局、スズキの自動車保険で加入する方が良いの?

結論から言いますと、スズキの「ちょい得プラン」に加入しなくても、バンパー3万円程度の修理であれば、「東京海上日動」や「損保ジャパン」以外の自動車保険でも、任意保険会社の指定工場に入庫すれば無償で対応してくれるところが多いですので、必ず「ちょい得プラン」に加入しないといけない訳ではないです。
ただ、どうしてもスズキにお世話になっている、もしくはその代理店と深いかかわりがある場合は、「ちょい得プラン」に加入する選択肢もありです。
5. スズキの自動車保険以外であれば、どこの自動車保険に加入すべき?

では、スズキの自動車保険以外に、どこの自動車保険に加入るべきかについてお答えします。
スズキで任意保険に加入する以外にもたくさんの選択肢はあります。
そういった方向けに、僕が以前書いた記事であなたにピッタリの自動車保険を探せる方法がありますので、是非こちらの記事を一読いただけたらと思います。
1. おすすめできない自動車保険を徹底解説します。 ロボ吉 出島Zさん、おすすめできない自動車保険ってあるバイ? 出島Z おすすめできない自動車保険かー、あるよ。 ロボ吉 え、やっぱりあるトね[…]
この記事さえ読めば、あなたに合う自動車保険が見つかりますよ。