自動車保険会社に長年勤めていた管理人が、自動車保険や交通事故について、今まで世に語られることのなかったお得情報を公開しています。無料のご相談も承っています。ぜひご利用ください。

自動車保険の車両入替(車を買い替えたとき)の処理を徹底解説します!

1. 自動車保険の車両入替(車を買い替えたとき)の処理を徹底解説します!

 
ロボ吉
出島Zさん、車を買い替えたときに、自動車保険ではどんな手続きをすればよいっタイ?
 
出島Z
車を買い替えたときは、自動車保険を新しい車に移行させる手続きをしないといけないんだ。
 
出島Z
通称「車両入れ替え」手続きとも言うね。
 
ロボ吉
どんなことを具体的にはしないといけないト?
 
出島Z
まずは新しい車の「納車日」を確定させるんだ。
 
ロボ吉
納車日?
 
出島Z
そう。納車された日から自動車保険に加入しないと、万が一納車された日に無保険で事故をしてしまったは、保険金が請求できない事態になるからね。
 
ロボ吉
確かにそうバイ。
 
出島Z
次に①新しい車の車検証、②新しい車の注文書・販売契約書、③車の積算距離計(オドメーター)の数値などを準備するんだ。
 
出島Z
③車の積算距離計(オドメーター)の数値は保険会社によってはいらないから要確認だね。
 
ロボ吉
フムフム。
 
出島Z
そして、保険会社の契約部署に連絡する。
 
出島Z
って流れだね。
 
ロボ吉
なるほどバイね。参考になるバイ。
 
出島Z
実はこの車両入れ替えって、すごく大事な手続きなんだ。
 
出島Z
だから、今日の話はしっかり聞いておくようにね!
 
ロボ吉
分かったバイ!
 
出島Z
じゃあ今日はこの「車を買い替えたときの自動車保険上の対応」について話していくよ!

 

1-1.この記事の目的

今回の記事では 「車を買い替えたときの自動車保険上の対応」 について詳しく解説をします。

この記事の目的は4つあります。

  1. 車を買い替えたときの、自動車保険上の対応がわかる。
  2. 「自動車保険の車両入れ替え」が超重要であることを理解できる。
  3. 「自動車保険の 車両入れ替れえ 」をいつまでに行い、何を必要とするか理解できる。
  4. あなたが「自動車保険の車両入れ替れえ」を行える様になる。

それでは早速みていきましょう。

この記事を書いた管理人について

出島Z

損害保険業界に10年居座り続けてしまった出島Zです。元々は生命保険の営業を行っており、その後某外資系自動車保険会社に入社し、交通事故の査定業務、示談交渉を行なっていました。物損担当者・人身損害担当者を経験し、年間600件以上の交通事故を解決に導いてきました。正確に数えてはいないですが、トータル5,000件以上は確実に示談を行ってきました。損保を2社渡り歩きました。FP資格、損害保険募集人(自動車保険、火災保険、傷害疾病保険)、生命保険募集人、共済募集人、高校教員免許保持者。趣味は音楽鑑賞、作成、DJ、ブログ、インテリア、グラフィックデザインです。

2. 車を買い替えたときの自動車保険の手続きとは?

車を買い替えたときに、自動車保険の手続きで行わなければならないことを説明していきます。

新しい車に買い替えた際、加入中の自動車保険(任意保険)を新しい車へ移行させなければなりません。

この「古い車」から「新しい車」へ自動車保険を移行させる手続きのことを「車両入れ替え」と言います。

「車両入れ替え」手続きは、みなさんが思っている以上にかなり重要な手続きになります。

「車両入れ替え」手続きを怠ってしまい、悲惨な人生を歩んでしまう方もいるくらい、大切な手続きなのです。

「なんで悲惨な人生を歩んでしまうの?」と思われるかもしれませんが、その理由も後ほど説明していきます。

「古い車」から「新しい車」へ自動車保険を移行させる手続きのことを「車両入れ替え」と言います。

「古い車」から「新しい車」へ自動車保険を移行させる手続きのことを「車両入れ替え」と言います。

3. 自動車保険上の車両入れ替えの重要性

「車両入れ替え」手続きが重要な理由は、「車両入れ替え」手続きを済ませていなければ保険金がおりなくなってしまうからです。

自動車保険は、1台につき1つの自動車保険を加入させます。

新しい車を購入した際は自動的に新しい車に任意保険の契約が移行するのではなく、あなた自身が自分の任意保険会社へ連絡し新しい車へ契約を移行する手続きを行わなければならないのです。

ですので、よく忘れがちになってしまう手続きなのですが、この手続きを怠ってしまうと、新しい車の自動車保険が無保険状態になってしまい、結果的に事故を起こした後に保険がおりないという事態が発生してしまいます。

管理人が現役で自動車保険の査定を行なっていた際、この「車両入れ替え」手続きを行っておらず、自動車保険が支払われない契約者を何人か見てきました。

具体的な例を挙げますと、僕が保険会社に勤めていた際の保険会社の契約者なのですが、歩行者を車で轢いてしまい、何千万の賠償額を被害者に支払わなければならないのに、「車両入れ替え」手続きをしていなかった為に、任意保険が適用できず、多額の借金を抱える当時の契約者がいました。

僕個人としては、何とか助けてあげたい気持ちではありますが、保険会社の社員としての立場としてはシビアに保険は適用できない旨を粛々と説明しないといけませんので、契約者を説得し、保険金は一切おりませんと淡々と案内しました。

この後、この契約者はどうなったかはわかりませんが、おそらく今でも被害者に多額の賠償金を払い続けていると思います。

ですので、この記事を見ているあなたにはそういう思いはさせたくありませんので、しっかりと「車両入れ替え」の重要性を理解していただきたいです。

4.自動車保険の車両入れ替えのタイミング

「車両入れ替え」手続きは、新しい車を購入しようと思った段階から手続きを進めることができます。

具体的な段取りとしては、「納車日」が確定したら、保険会社へ連絡しましょう。

なぜ「納車日」かと言いますと、当たり前ですが納車された日から車を運転し始めるので、一般的にはその日から自動車保険に加入し万が一の事故をカバーすることが無難であるからです。

納車日以降でも手続きは可能ですが、保険会社によっては新しい車に買い替えてから30日以内に車両入れ替えをしないと保険適用ができないなどのルールがあったりしますので、あなた自身の保険会社の規約を確認されることをお勧めします。

新しい車の納期が決まり次第、保険会社or代理店に報告する。

5. 自動車保険の車両入れ替えの必要書類

「車両入れ替え」手続きを行う際に必要な書類は下記の通りです。

  • 新しい車の車検証
  • 新しい車の注文書、売買契約書
  • 任意保険の保険証券
  • 車の積算距離計(オドメータ)の数値 (※いらない保険会社もあります)

保険会社によっては、これ以外に必要な書類を求める会社もありますので、あなたの保険会社の契約部署へ連絡しましょう。

6. 自動車保険の車両入れ替えの手順

それでは、早速新しい車を購入される人は、あなた自身の保険会社の契約部署に連絡をしましょう。

流れとしては、

  1. 保険証券を準備する
  2. 保険会社の契約部署or代理店へ連絡する

です。

簡単ですね。

新しい車の購入が決まれば、すぐに行動に移しましょう。

7. 自動車保険の車両保険後の対応(廃車の手続きはお早めに)

「車両入れ替え」をするときに同時に大切なのが、廃車の手続きを早めに行う事です。

理由は、廃車を行う上で自動車を廃棄する日によって、自動車税や自賠責保険料の還付金が変わってくるからです。

どういうことかと言いますと、車を購入する際に下記の税金や保険料ががかってきます。

  • 自動車取得税
  • 消費税
  • 自動車税
  • 自動車重量税
  • 自賠責共済掛金(保険料)
  • リサイクル料

このうち、車を処分することによって支払ったお金が返ってくる項目は

  • 自動車税
  • 自動車重量税
  • 自賠責共済掛金(保険料)
  • リサイクル料

になります。

これらは廃車日が早ければ早いほど、返ってくる金額が多くなります。

更に具体的に説明しますと、

  • 自動車税→抹消登録をした月の翌月以降の税金が還付(※軽自動車は還付無し)
  • 自動車重量税→車検が1か月以上残っている場合に限り、残りの車検月分を還付
  • 自賠責共済掛金(保険料)→自賠責が1か月以上残っている場合に限り還付
  • リサイクル料→一時抹消する際、次の所有者から前所有者へ預託金相当額を返金

このようなルールの基で還付金が返ってきます。

車を処分する事が確定していたら、早めに車の処分を行いましょう。

また、下記の「TAU タウ」から廃車手続きをしていただいた場合は、すべての手続きを代行してくれますので、おすすめです。

実はほとんどの自動車保険の提携先でもありますので、安心して対応をお任せできます。

全国各地で対応しています。

是非一度検討してみてはいかがですか?

最新情報をチェックしよう!
    NO IMAGE
    %d人のブロガーが「いいね」をつけました。
    出島Zおすすめの一括お見積りサイトを紹介!
    自動車保険の無料お見積りはこちら
    出島Zおすすめの一括お見積りサイトを紹介!
    自動車保険の無料お見積りはこちら