はじめに
長年に渡り、自動車保険会社の現場で担当者をしていた僕がお勧めする、自動車保険の契約プランをあなたにお教えします。
また問い合わせを頂いている方々のニーズを基に、その方々にあった自動車保険のプランも紹介していきますので、是非ご参考にしていただけたら幸いです。
今日の記事は、あなたにとって本当に価値のある内容となっていますので、是非最後までお読みくださいね。
では早速みていきましょう!
出島Zの自動車保険プラン
これがあれば間違いないプランを発表します。
出島Z
オススメ度: 5車両保険(免責0)対物保険(無制限)人身傷害保険(無制限)対人保険(無制限)弁護士費用特約代車費用特約
解説
どんな事故でも、何不自由なくカバーできるプランです。
まずは主力の車両保険、対物保険、人身傷害保険、対人保険を基本のセットとして付帯します。
理由は、このいずれかが欠けていれば、欠けている補償の手出し分の支払いだけでも100万円以上はかかる可能性があり、結果的に払い続ける保険料(掛け金)よりも高くつくことがあるからです。
出島Zが現場で担当者としてやっていた際、これらの保険を付帯しておらず、人生が崩壊していく様をいくつも見てきました。
契約者が自分自身にかける人身傷害保険に入っておらず、治療費が払えずに人生が崩壊していく人や、対人保険に入っておらず、被害者の治療費が払われずに被害者が泣き寝入りする、契約者が夜逃げする…などですね。
嘘のような本当のお話です。
それらの悲惨な状況を間近で見てきた僕は、車両保険、対物保険、人身傷害保険、対人保険を付帯する事を強くお勧めします。
また車両保険が免責0、対物保険、人身傷害保険、対人保険は無制限を推薦しますが、無理に免責0、無制限とまでは言いません。保険料(掛け金)とご相談の上検討してください。
そして弁護士費用特約は付帯しておきましょう。
理由は、2つあって、
- 自身が怪我を負わされた場合に、受け取る金額を増やすことができる
- 煩わしい手続きを任せられる
からです。
また弁護士費用特約は別の記事で詳しくご案内しますが、弁護士費用特約を付帯するに越したことはありませんのでおススメです!
下に自動車保険のおおよその内容を表にしました。
「出島Zであればこのような優先順位を付けて自動車保険を選び方をします!」といった参考表になりますので、是非これも活用いただけたらと思います。
任意保険 | 補償系 | 自動車 | 車両保険《○重要》 |
怪我 | 人身傷害保険《◎超重要:無制限》 | ||
搭乗者傷害保険《△検討》 | |||
自損故保険《△検討》 | |||
無保険者傷害保険《△検討》 | |||
賠償系 | 対物保険《◎超重要:無制限》 | ||
対人保険《◎超重要:無制限》 | |||
その他特約 | 対物超過特約《△検討》 | ||
代車費用特約《○重要》 | |||
弁護士費用特約《◎》 | |||
車両新価特約《△検討》 | |||
原動付自転車特約《※》 | |||
個人賠償保険《※》 |
◎超重要 ・・・必ず付帯すべきもの
○重要 ・・・付帯すべきもの
△検討 ・・・必要に応じて検討すべきもの
※ ・・・ 原動付自転車特約 は原付を保持していれば◎超重要 、個人賠償保険は既に他保険で加入済みであれば不要、未加入であれば○重要
この出島Zが推奨する上記のプランをベースに、ご自身のニーズに合った補償をカスタマイズしていくのもありかなと思います。
その他のおすすめプラン
直接出島Zへご連絡を頂いた方々の、おすすめプランをご紹介します。
それぞれのニーズに応じたプランと、解説を記載していますので、あなたのニーズに近いものがあれば、是非参考にしてみてください。
保険料を抑えたプラン
東京都:山田 太郎(仮名・20歳・男性)
自動車の免許を取得したばかりです。新車で軽自動車を購入して乗る予定ですが、自動車保険の事が右も左もわかりません。掛け金をなるべく安く抑えたプランを教えてください。
解説
この方のポイントは
- 運転免許証を取得したて
- 新車を購入する予定
- 保険料(掛け金)を安く抑えたい
の3つです。
運転免許証を取り立ての人が最も事故に遭遇する率が高く、「自分の補償」と「相手の賠償」を全てカバーする必要性があります。
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/koutsuu/H29zennjiko.pdf
平成29年中の交通事故の発生状況 – 警察庁
それに加えて、新車を購入しているため、車両の時価が一番高く残っている時ですので、車両保険の付帯は欠かせません。
それとは裏腹に保険料(掛け金)を安くする要望もある為、車両保険は付帯するものの免責金額(自己負担金)の制約をつける事によって少しでも保険料(掛け金)を安くしています。
更に年齢条件や運転者を限定する特約により制約をつければ保険料(掛け金)を安くできる為、この特約を付加しました。
兵庫県:佐藤 進(仮名・35歳・男性)
10年前に購入した自動車に乗っており、車にガタがくるまで乗り潰そうと考えています。また家族が増えて生活費をなるべく抑えたいため、自動車保険を見直したいです。
解説
この方のポイントは
- 10年前に購入した車
- 保険料(掛け金)を安く抑えたい
の2つです。
10年前に購入した車であれば、車の価値が新車価格の10%ほどの残存価値になる為、あまり車の時価が残っていません。(車の価値は10年で0%〜10%になることが一般的です)
そもそもこの車の年数であればそもそも車両保険に入らない可能性もありますが…
いずれ新しい車を購入する予定がある場合は、特に修理をする必要が無いため、車両保険を外します。
合わせて今回は保険料(掛け金)を安くしたい要望もあるため、車両保険を外しました。
更に年齢条件や運転者を限定する特約により制約をつければ保険料(掛け金)を安くできる為、この特約を付加しました。
充実プラン
福岡県:鈴木 花子(70歳・女性)
歳のせいか、少し運転するだけでも疲れが出てきました。ニュースや報道でも高齢者の事故が目立つので運転に不安を感じています。自動車保険を手厚い補償にしてもらいたい。できれば今の車に乗り続けたいです。
解説
この方のポイントは、
- 高齢を気にしている
- 今の車を乗り続けたい
の2つです。
世代別に見れば高齢者の事故率は割と高い方にあります。
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/koutsuu/H29zennjiko.pdf
平成29年中の交通事故の発生状況 – 警察庁
その為、主力の車両保険、対物保険、人身傷害保険、対人保険をやはり付帯すべきです。
今の車を乗り続けたい要望もあるため、車両保険は免責0に設定します。
弁護士費用特約は、被害事故や過失割合交渉の際に大いに役立ちますので付帯します。
搭乗者傷害補償については、自身が怪我を負った時にお見舞金を受け取れる補償です。付帯しなくても問題ないのですが、万が一怪我をした時に手元に残るお金ができる保険なので、あればなお良しとの事で付帯します。
対物超過特約は、相手の物を破損させてしまった際に、揉めるリスクを減らすために付帯します。
あとは年齢制限特約、運転者限定特約をそれぞれの状況に応じて付帯し少しでも保険料(掛け金)を軽減します。
スタンダードプラン
東京都:深田 智子(仮名・40歳・女性)
特にこだわりはないのですが、出島Zさんにお任せするとすれば、どのようなプランになりますか?
解説
ずばり、冒頭紹介した内容のプランになります。
もし一人暮らしで自分だけが車に乗るのであれば、本人限定特約や年齢制限特約を付帯することで制約をかければ、より保険料は安くなります。
家族と兼用で車を使用したいとのことであれば、家族にあわせた限定特約や年齢特約を付帯することでよいでしょう。