- 1 1. 車にあまり乗らない方必見!保険料を抑える4つの方法とおすすめの自動車保険!
- 2 2. 自動車にあまり乗らない場合の自動車保険を安く抑える方法<車の使用用途を見直そう>
- 3 3. 自動車にあまり乗らない場合の自動車保険を安く抑える方法<テレマティクス保険で見積もりを取ろう>
- 4 4. 自動車にあまり乗らない場合の自動車保険を安く抑える方法<ネット型保険or共済に切り替えよう>
- 5 5. 自動車にあまり乗らない場合の自動車保険を安く抑える方法<そもそも車を所有しない>
- 6 6. 自動車にあまり乗らない場合の自動車保険を安く抑える方法、「1日保険は使える?」
- 7 7.あなたが行うべき行動(まとめ)
- 8 8. 自動車にあまり乗らない場合の自動車保険を安く抑える方法(最後に)
1. 車にあまり乗らない方必見!保険料を抑える4つの方法とおすすめの自動車保険!
1-1. この記事の目的
この記事では、長年自動車保険会社で査定業務を行ってきた僕が、車にあまり乗らない方必見の保険料を抑える4つの方法について解説していきます。
ちなみに、ここでいう自動車保険は任意保険であることを前提に話を進めていきます。
この記事の目的は2つあります。
- 車にあまり乗らない方場合の保険料を抑える4つの方法わかる。
- あなたが4つの方法をマスターし、保険料を抑えることがわかる。
それでは早速みていきましょう。
損害保険業界に10年居座り続けてしまった出島Zです。元々は生命保険の営業を行っており、その後某外資系自動車保険会社に入社し、交通事故の査定業務、示談交渉を行なっていました。物損担当者・人身損害担当者を経験し、年間600件以上の交通事故を解決に導いてきました。正確に数えてはいないですが、トータル5,000件以上は確実に示談を行ってきました。損保を2社渡り歩きました。FP資格、損害保険募集人(自動車保険、火災保険、傷害疾病保険)、生命保険募集人、共済募集人、高校教員免許保持者。趣味は音楽鑑賞、作成、DJ、ブログ、インテリア、グラフィックデザインです。
2. 自動車にあまり乗らない場合の自動車保険を安く抑える方法<車の使用用途を見直そう>
あなたの車の使用用途を今一度確認し直しましょう。
自動車保険に加入する際に、車の使用用途を「日常レジャー」「通勤通学」「業務」の3つの中から選び告知します。
実はこの用途は「日常レジャー」<「通勤通学」<「業務」の順に保険会社は事故に遭遇するリスクを「日常レジャー=小」<「通勤通学=中」<「通勤通学=大」と判断しており、それに伴って保険料(掛け金)も「日常レジャー安」<「通勤通学=中」<「通勤通学=高」となってなっているのです。
また保険会社によって、「日常レジャー」「通勤通学」「業務」の定義が異なるのですが、もし契約時に「通勤通学」「業務」の使用目的を選んでいる場合、現状の使用条件が変わっていれば、一度「日常レジャー」にて変更できないかを確認しましょう。
- 年間を平均して月15日未満しか車両を使用しない
- 年間の走行距離が少ない
に該当すれば、「日常レジャー」にて契約条件を変更できる可能性が充分にあります。
あなたの加入している自動車保険会社の契約部署へ連絡してみましょう。
3. 自動車にあまり乗らない場合の自動車保険を安く抑える方法<テレマティクス保険で見積もりを取ろう>
「テレマティクス保険」にて見積をとってみましょう。
その前に、 「テレマティクス保険」って聞いたことはありますか?
「テレマティクス保険」とは、車に設置するカーナビやドライブレコーダーなどから運転情報を利用して保険料を算出する保険のことを言います。
「テレマティクス保険」は大きく分けて「走行距離連動型(PAYD)」と「運転行動連動型(PHYD)」の2種類があります。
「走行距離連動型」はGPSなどを利用して車の年間走行距離を測定し、走った分=リスクの大きさに応じて保険料に反映させています。
一方で「運転行動連動型」は保険会社から支給される専用装置(ドライブレコーダー、ブラックボックスなど)を対象車両に取り付けて安全運転のレベルを測定します。
ここでは、このテレマックス保険を導入し、かつ保険料(掛け金)の割引がきく保険会社を紹介します。
・ソニー損保 …「やさしい運転キャッシュバック型」
・あいおいニッセイ同和 …「タフ・つながるクルマの保険」
テレマティクスを導入している保険会社はたくさんありますが、保険料(掛け金)に反映されるシステムを導入しているのはこの3社のみです。
運転特性の分析結果や安全運転スコアによっては、最大20%の保険料割引もあるので、一度見積をとってみることをおすすめします。
4. 自動車にあまり乗らない場合の自動車保険を安く抑える方法<ネット型保険or共済に切り替えよう>
あなたの加入している自動車保険が国内損害保険会社の場合、ネット型自動車保険or共済に切り替えるもの一つの方法です。
自動車保険会社は代理店を抱える国内保険会社、ネット型保険会社、共済の3つに区分されており、保険料(掛け金)の料金設定として
共済=ネット型保険会社<代理店を抱える国内保険会社
の構図が成り立ち、保険料(掛け金)は代理店を抱える国内保険会が一番割高です。
代理店を抱える国内保険会社が割高の理由は、代理店手数料が保険料(掛け金)に含まれているためです。
違いはこちらの記事を確認いただきたいのですが、保険料(掛け金)だけのことを考えるとネット型自動車保険or共済でもよいと考えます。
一度お見積りをとって、あなたの保険料(掛け金)と見比べてみましょう。
5. 自動車にあまり乗らない場合の自動車保険を安く抑える方法<そもそも車を所有しない>
そもそも車を使用しなければ、車を所有せず、カーシェアを使用するという選択肢もありです。
車を所有すれば、自動車保険料(掛け金)、自賠責保険料、車税、ガソリン代、駐車場代、メンテナンス代と維持費がかかってしまいます。
カーシェアであれば、毎月の会費や使用料のみで上記の維持費を賄えてしまいます。
事故を起こしてしまった場合は、カーシェア会社によっては自己負担金を取られてしまいますが、もちろん自動車保険の加入も月額に含んでいますし、特に都市部ではステーションが整備されています。
月額の会員料も安定している為、おすすめです。
あまり車を使用しない方は、一度カーシェアを検討してみましょう。
6. 自動車にあまり乗らない場合の自動車保険を安く抑える方法、「1日保険は使える?」
結論から言いますと、あまり車に乗らない人向けの自動車保険ではありません。
1日自動車保険とは国内損害保険会社が提供している保険で、ワンデーサポーター(あいおいニッセイ同和損保)、ちょいのり保険(東京海上日動)、1DAY保険(三井住友海上)、乗るピタ!(損保ジャパン日本興亜)など、沢山ありますが、どれも自分の車にかけられる保険ではありません。
あなたが他人の車を運転する際に、その車の契約条項にあなたが運転をしても保険が適用できない際に、短期間運転する際に加入する保険です。
例えば、あなたは既婚者で両親と別居しており、正月に帰省し両親所有の車を運転する際に、その車に配偶者限定特約を付けていた場合、被保険者である車所有者の両親(ここでは父親)と母親以外は保険が使えなくなってしまいます。
ですのであなたが両親の車で事故を起こしても保険金が払われないのですが、そのような場合に1日保険を帰省中かける、と言った具合でかける保険なのです。
たまにサイトによっては、あたかもあなたの車に1日保険を加入できるかのような記載をしているものがありますので、注意が必要です。
7.あなたが行うべき行動(まとめ)
いかがでしたでしょうか。
あまり自動車に乗らない場合に、自動車保険を安く抑える「4つの方法」を紹介しました。
- 今の自動車保険の契約条件を見直す
- テレマティクス保険で割引対応できる保険会社にて見積もりを取る
- ネット型自動車保険or共済に切り替える
- 車を所有せずにカーシェアに登録する
4に関しては、一度時間をかけて検討する必要があると思いますが、 1,2、3はすぐにできそうですね。
ちなみに行動順位として、1→4の順番で検討することをおすすめします。
是非一度検討してみてください。
8. 自動車にあまり乗らない場合の自動車保険を安く抑える方法(最後に)
いかがでしたでしょうか。
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ほぼ毎日、自動車保険や交通事故に関するニュースなどを解説、考察しています。