1. 自動車保険のおすすめ<30代向け>を徹底解説します!
1-1. この記事の目的
この記事では30代におすすめの自動車保険を詳しく解説をします。
この記事の目的は3つあります。
- 30代は持っている等級と年収のバランスを見て選ぶ自動車保険を決めることががわかる。
- 出島Zがおすすめする30代向けの自動車保険がわかる。
- 自動車保険の見積もりを取ることができる。
それでは早速みていきましょう。
損害保険業界に10年居座り続けてしまった出島Zです。元々は生命保険の営業を行っており、その後某外資系自動車保険会社に入社し、交通事故の査定業務、示談交渉を行なっていました。物損担当者・人身損害担当者を経験し、年間600件以上の交通事故を解決に導いてきました。正確に数えてはいないですが、トータル5,000件以上は確実に示談を行ってきました。損保を2社渡り歩きました。FP資格、損害保険募集人(自動車保険、火災保険、傷害疾病保険)、生命保険募集人、共済募集人、高校教員免許保持者。趣味は音楽鑑賞、作成、DJ、インテリア、グラフィックデザインです。
2. 30代におすすめの自動車保険はあなたの「等級」と「年収」で判断
30代におすすめの自動車保険を解説していきます。
まず結論から言いますと、 30代におすすめの自動車保険は、「あなたの保持している等級」と「年収」を総合的に判断し決めていきます。
え、「等級」?
なんで「年収」?
って思いますよね。
それを今回は詳しくお話していきます。
3. 30代はおすすめの自動車保険を「等級」と「年収」で判断する理由
なぜ「等級」と「年収」が関係するの?ってことなんですが、
理由を言いますと、あなたの「保持している等級」や「年収」によっては、そもそも保険料(掛け金)を支払うことすらできない自動車保険が存在するからなんですね。
「等級」とは自動車保険では1~20等級あり、必ず一人に等級が付与されます。
6等級からスタートし、最高が20等級まであり、年間無事故で保険を使用しなければ年間1等級ずつ上がり、20等級に近づけば保険料(掛け金)が安くなる、仕組みになっています。
(等級についてはこちらを参照ください。)
1. 自動車保険で「最初の等級」は何等級?徹底解説します! ロボ吉 出島Zさん、自動車保険は「最初の等級」って何等級からスタートするバイ? 出島Z 最初は「6等級」からスタートだよ。 […]
まずはあなたの「保持している等級」と「年収」を可視化し、あなたが加入できる自動車保険かを判断することが必要になってきます。
4. 30代におすすめの自動車保険の目安はこれ!
じゃあ、先に結論だけ言っておきますと、僕が提唱する基準はこのようになります。
15等級以上 ⇒ 「代理店を抱える保険会社」or「ネット保険会社」or「共済」
700万円以上 ⇒ 「代理店を抱える保険会社」or「ネット保険会社」or「共済」
(※年収700万円は配偶者あり子供ありの条件です。独身や配偶者のみの場合は500万円におきかえてください。)
これらを掛け合わすと、4通りの選び方ができますね。
要するに下記のようになります。
「ネット保険会社」or「共済」
<15等級未満、年収700万円未満>
「ネット保険会社」or「共済」
<15等級以上、年収700万円未満>
「ネット保険会社」or「共済」
<15等級以上、年収700万円以上>
「代理店を抱える保険会社」or「ネット保険会社」or「共済」
要するに、あなたが保持している等級が15等級以下、または年収が700万円未満であれば、「代理店を抱える保険会社」を除外しましょうということです。
等級15等級の根拠と、年収700万円の数値の根拠は?ってことですが、
実際に僕が体感した感覚ですので、論理的に説明しろと言われたらないです。
あくまでも僕の肌感覚と、自動車保険社員時代の査定人生の中で契約者の保険料をぼんやりと眺めていたら、そう思ったからです。(この感覚はあながち間違いではないと思いますよ。)
その前に、「代理店を抱える自動車保険」?「ネット型保険」?「共済」?
何それって感じですよね。
ちゃんとこれらの違いを説明しますね。
4-1. 3つの自動車保険群の違い
自動車保険は大きく下記の3つのグループ群に分けられます。
- 代理店を抱える保険会社
- ネット型保険会社
- 共済
「代理店を抱える保険会社」は名前のごとく代理店から自動車保険を販売させている保険会社で、
「ネット型保険」は保険会社がインターネットから顧客を加入させている保険会社で、
「共済」は自動車保険の機能を持った商品を生協生協団体が運営している助け合いの団体の事です。
この3つのグループ群にはそれぞれ特徴があり、自動車保険の中では、「ネット型保険」や「共済」は比較的保険料(掛け金)が安く、「代理店を抱える保険会社」は保険料(掛け金)が高い特徴があります。
なぜ「ネット型保険」や「共済」が保険料(掛け金)が安く、 「代理店を抱える自動車保険」が保険料(掛け金)が高いかと言いますと、 「ネット型保険」や「共済」 には代理店から自動車保険を販売しておらず、逆に 「代理店を抱える自動車保険」 は代理店から自動車保険を販売させることで、「代理店手数料」を代理店に支払っているからです。
「代理店手数料」とは、保険会社から代理店に支払うバックマージンです。
「代理店を抱える自動車保険」は、直接保険会社から消費者に保険を販売していません。
保険会社と消費者の間に代理店を挟んで、代理店経由で消費者に保険を販売させています。
その際にこのバックマージンである「代理店手数料」が保険会社から代理店へ支払われています。
また、この「代理店手数料」の出どころは、消費者の収めている保険料(掛け金)から捻出されますので、回りまわって契約者が「代理店手数料」を負担していることになります。
だから「代理店を抱える自動車保険」は保険料(掛け金)が高く、代理店を挟んでいない「ネット型保険」や「共済」は保険料(掛け金)が安いんですね。
詳しくはこちらの記事を参照ください。
1. 自動車保険のおすすめ<10代向け>を徹底解説します! ロボ吉 出島Zさん、10代におすすめの自動車保険ってあるバイ? 出島Z 10代の人におすすめの保険会社って事かな? […]
ちなみに、「共済」は代理店を持っていませんので、安いんですね。
5. 自動車保険のおすすめ<30代向け>
では、「代理店を抱える保険会社」や「ネット型保険」や「共済」は具体的にどのような会社があるかを見ていきましょう。
- あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
- AIG損害保険株式会社
- 共栄火災海上保険株式会社
- 損害保険ジャパン日本興亜株式会社
- 大同火災海上保険株式会社
- 東京海上日動火災保険株式会社
- 日新火災海上保険株式会社
- 三井住友海上火災保険株式会社
- Chubb損害保険株式会社
- 大同火災海上保険株式会社
- 楽天損害保険株式会社
- ザ・ニュー・インディア・アシュアランス・カンパニー・リミテッド
- アクサ損害保険株式会社
- イーデザイン損害保険株式会社
- SBI損害保険株式会社
- セコム損害保険株式会社
- セゾン自動車火災保険株式会社
- ソニー損害保険株式会社
- 三井ダイレクト損害保険株式会社
- チューリッヒ・インシュアランス・カンパニー・リミテッド
- JA共済連
- こくみん共済 coop<全労済>
- 日火連
- 交協連
- 全自共
このような保険会社になります。
おそらく、CMで見たことがある会社ばっかりかと。
で、結局この中でどこの会社が良いの?ってことですよね。
6. 出島Zがおすすめする30代向けの自動車保険
僕が30代だったら、この会社に加入するだろうなーという目線で保険会社を紹介します。
- 公務員だったら「全労済の自治労共済」
- 「ネット保険会社」or「共済」の中で見積もりを取って、一番安い自動車保険
- 公務員なら「全労済の自治労共済」
- 組合経由で保険料(掛け金)が安くなるのであれば「全労済の自治労共済」
- 事故対応の初期対応重視で選ぶならで「ソニー損保」「セゾン自動車」「イーデザイン損保」「セコム損保」
- 良質な修理工場で選ぶなら「チューリッヒ」
- 高品質なロードサービスで選ぶなら「チューリッヒ」
- 事故時に面談を希望するなら「JA共済」「全労済」
- 保険料(掛け金)の安さ重視であれば、「ネット保険会社」or「共済」の中で見積もりを取って、一番安い自動車保険
- 迷ったら「ソニー損保」
- 公務員なら「全労済の自治労共済」
- 組合経由で保険料(掛け金)が安くなるのであれば「全労済の自治労共済」
- 事故対応の初期対応重視で選ぶならで「ソニー損保」「セゾン自動車」「イーデザイン損保」「セコム損保」
- 良質な修理工場で選ぶなら「チューリッヒ」
- 高品質なロードサービスで選ぶなら「チューリッヒ」
- 事故時に面談を希望するなら「JA共済」「全労済」
- 保険料(掛け金)の安さ重視であれば、「ネット保険会社」or「共済」の中で見積もりを取って、一番安い自動車保険
- 迷ったら「ソニー損保」
- 公務員だったら「全労済の自治労共済」
- 流行りのテレマティクス技術を体感したければ「損保ジャパン」「あいおいニッセイ」
- 良質な修理工場で選ぶなら「チューリッヒ」
- 面談を希望するなら「東京海上日動」「損保ジャパン」「三井住友」「あいおいニッセイ」「その他代理店を抱える保険会社」「JA共済」「全労済」
- 楽天で買い物をよくする人で楽天ポイントを貯めたい人は「楽天損保」
- JALのマイルを貯めたい人は「損保ジャパン」
- 沖縄の住んでいて、沖縄地元志向が強ければ「大同火災」
- 介護や医療で持病を持っていて気になる人は「東京海上日動」「イーデザイン損保」
- 弁護士費用特約を使い優秀な弁護士を希望する場合は「東京海上日動」「イーデザイン損保」
- 保険料(掛け金)の安さ重視であれば、「ネット保険会社」or「共済」の中で見積もりを取って、一番安い自動車保険
こんな感じですね。
「代理店を抱える保険会社」を選べる人は、要するに等級が高く、年収が高い人であればおすすめしますが、これに該当しない人にはおすすめできないです。
また等級が低く、年収が700万円をこえていなければ、「ネット型保険」や「共済」の2択ですよ。
「代理店を抱える保険会社」は、生命保険で言えば「プルデンシャル保険」や「ソニー損保」に加入するイメージです、要は贅沢品ということですね、僕から言わせれば。
※「プルデンシャル保険」や「ソニー生命」は芸能人や野球選手や医師など、高給取りの人たちがよく加入する生命保険です(もちろん一般の人も入っています)
ほどんどの人がこのような自動車保険の選び方ができていないと思いますが・・・
なぜこのような自動車保険の選び方を僕がするかについては、こちら各社の特徴を確認してください。
7. 出島Zが30代におすすめする自動車保険の一括見積もりサイト
いかがでしたか。
30代におすすめする自動車保険を紹介してきました。
30代は「保持している等級」と「年収」で自動車保険グループ軍を決めるんでしたね。
「ネット保険会社」or「共済」
<15等級未満、年収700万円未満>
「ネット保険会社」or「共済」
<15等級以上、年収700万円未満>
「ネット保険会社」or「共済」
<15等級以上、年収700万円以上>
「代理店を抱える保険会社」or「ネット保険会社」or「共済」
最後に僕が今回おすすめした自動車保険の見積もりがとれる優良なサイトを紹介します。
今回おすすめした 自動車保険 は「JA共済」以外はここのサイトに含まれており、あなたにとって一番安い保険料(掛け金)の自動車保険を調べることもできますので、一度ここで見積もりをとってみられることをおすすめしますよ!
1.プロがおすすめする、自動車保険の一括見積もりサイト厳選2選 ロボ吉 出島Zさん、自動車保険の見積もりを取るときに、おすすめの一括サイトってあるッタイ? 出島Z もちろんあるよ。 &nb[…]
8. 自動車保険のおすすめ(総まとめ)
最後に、自動車保険のおすすめをまとめて紹介している記事を添付します。
「自動車保険」「おすすめ」のキーワード検索で調べたらでてくるものを記事で僕が記載しています。
あなたの自動車保険選びをより充実させてくれる記事の内容になっています。
是非一度ご覧になってみてくださいね。
1. おすすめの自動車保険 ロボ吉 出島Zさん、自動車保険のおすすめを是非教えてもらいたいバイ! 出島Z 自動車保険のおすすめかー、結構抽象的な質問だな。 出島Z おすすめって[…]