知ってますか？自転車保険の義務化について

出島Zさん、自転車に乗るときは自転車保険に入っておかないといけないっタイ？

そもそも自転車保険の仕組みをわかっていないバイ。

自転車保険の義務化

自転車保険の義務化が多くの自治体で進んでいますが、あなたが住んでいる自治体の現状を確認された事はありますか？

義務化になっていれば、すぐに自転車保険に加入する必要がありますし、義務化されていなくても出島Zとしては、個人賠償責任保険に加入する事をお勧めします。

今回はこの

自転車保険

についてお話ししたいと思います。

そもそも自動車保険とは？

前回【9割の人が知らない、「モノの価値を上限」の考え方】の記事で、自転車に乗って事故を起こしてしまい、被害者に損害賠償をする際に使用する保険は、

個人賠償責任保険

とお伝えしました。

そもそも自転車保険、個人賠償責任保険て何よ？って事なのですが、

自転車保険とは、2つの保険がミックスされ、その総称を自転車保険と呼んでいます。

1. 自身の怪我を補償する保険
2. 相手の怪我の損害・物の損害を補償する保険

が合わさって自転車保険と呼んでいます。

傷害保険

1.の自分の怪我を補償するものは、

傷害保険

と言われるもので、入通院した場合に、1日あたり〜千円や、〜日入通院した場合に〜万円を保険会社へ請求できるものになります。

注意しておきたいこととして、入通院の実費を補償するものでは無い事を覚えておいてください。

個人賠償責任保険

2.の相手の怪我の損害・物の損害を補償する保険は、前回もお話ししました、

個人賠償責任保険

になります。

これは治療費の実費分、自宅から医療機関までの交通費、休業損害、慰謝料等を補償したり、物の損害を補償したりするものです。

自転車事故の殆どが、双方過失割合の発生する事故になり、あくまでも個人賠償責任保険は相手の損害額の過失割合分を補償します。

必要なのは個人賠償保険

最近では、自転車事故による多額の賠償金を支払わなければならなくなった判例が相次ぎ、そこから波及し、自転車保険の義務化が進んでいるのですね。

自転車事故でも裁判を行う件数が増え、一種のトレンドになっているのでしょう。

また正確に言えば、自転車保険の義務化というのは、

個人賠償責任保険を付帯しないといけない、

という事です。

あくまでも必要なのは、

個人賠償責任保険です。

相手へ賠償する金額は、死亡させてしまった場合、後遺障害の等級が付くような怪我を負わせてしまった場合、何千万円という多額の費用を支払う可能性が出る為、必要ということなのです。

身近な保険で加入できる個人賠償責任保険

この個人賠償責任保険は、皆さん自身がすでに加入してる可能性がある保険ですので、まずは自身の加入している保険を調べてみた方が良いです。

例えば、最近では生命保険の特約で、個人賠償責任保険特約を付けているものや、火災保険に個人賠償責任保険特約を付けているパターンもありますので、自身が加入している保険を把握していない方は、是非今一度、保険証券を確認してみる事をお勧めします。

出島Ｚ的には、自転車に乗ろうが乗らまいが、個人賠償責任保険を付帯する事をお勧めします。

個人賠償責任保険は中々の優れものです。

例えば

「自分の子供が外で遊んでいて他人の子と喧嘩して怪我をさせたり友達のおもちゃを壊した」

「飼っている犬が他人に噛みついて怪我をさせた」

「ゴルフのプレー中にボールが他人に当たり怪我をさせてしまった」

という様な日常的に賠償しないといけない時に使用できたりしますので、一家に一つ加入しておけば安心です。

自転車保険(個人賠償責任保険)を義務化している自治体

最後に、自転車保険(個人賠償責任保険)を義務化しいる地区をざっと書きますので、あなたのお住まいをご確認してみてください。

※2019／6／25 記載

損保ジャパン日本興亜ホームページ参照

https://www.shougaihoken.info/bicycle.html